店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1554日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

新型コロナの影響で自宅にいる時間が増え、
家でご飯を食べる機会が増えました。

そして、色んなお店の料理を自宅まで配達して
くれるサービスの『Uber Eats』も頻繁に
お世話になっています。

本来なら、私が自転車を漕いでそのお店まで
行き、テイクアウトをして自宅まで戻る。
エネルギーと時間を省いてくれるサービス。

特に暑い時間に配達して下さる方々には
本当に感謝の気持ちがいっぱいです。

そして、真夏の暑い時間や夜の混みあっている
時間に配達して下さる方には、感謝の気持ちを
伝えたくて、僅かですがチップとして5%だけ
お支払いさせて頂いています。

昨日も『Uber Eats』を利用して晩ご飯を
注文させてもらいました。

私は『Uber Eats』のアプリで配達員さんが
お店まで商品を取りに向かっている状況。

また、お店で商品を受け取り自宅まで配達
してくれる途中の状況を『今、この辺りに
いますよ～』的な感じで地図上で教えて
くれるサービスが大好きなんですよね。

いつも、配達員さんの顔写真を見ながら
自転車を漕いでがんばっている姿を想像
し、スマホを食い入るように見ているのですが
（暇な人…）

昨日は珍しく女性の配達員さんでRisaさん
（仮名）ということが分かりました。

Risaさん（仮名）は、写真写りがあまり
良くなくてちょっときつめの感じで30代くらいに
見えました。
（実際、配達した時にお会いすると
20代前半の可愛らしい女性でした）

Risaさんがお店に商品を取りに向かう途中を
アプリで見ていると…

あっちいったりこっちいったり…

ちょっと迷っている感じ…

私は…

『あれ…慣れていないのかな？』

『Risaさん、大丈夫か？？』

『こりゃ、配達が相当遅くなりそうだな…』

『Risaさん、ちゃんと地図見て～』

なんて、ちょっと心配になりながら
Risaさんに対して、軽い不安を抱いて
いたのです…。

エアコンの効いた涼しい部屋にいる人間が
暑い中、自転車を漕いで私の代わりに配達
してくれている人に、スマホみながら
評論家みたいなことを言ってるなんてひどい
人間ですね…（恥）

しかし、スマホで配達員のRisaさんの
プロフィールが表示されたのを見てみると、
徐々に私のRisaさんに対する印象が変わりました。

『Risaさんは、これまで970回の配達経験が
あり、満足度は98％です。』

果たしてこの数字がどれくらい凄いのかは
私には分からないのですが、単純に受けた
印象で…

『あれ！Risaさん、新人だからモタモタして
いたんじゃなくて、実は結構ベテランなんだ…』

『しかも、満足度高すぎ！！Risaさん実は凄い
人なのかも…』

と…。

続いてプロフィールを見てみると…

好きな食べ物『クレープ』と。

写真の印象でキツイ感じの人だと思っていた
Risaさんが、クレープ好きなんて…

私はギャップを感じたというか、ちょっとRisa
さんが可愛らしい印象に変わりました。

さらに、Risaさんの『Uber Eats』をはじめた
きっかけが表示され…

『コロナの影響と奨学金の返済のため』

と書かれていました。

これを見た私は…

『Risaさん、がんばってる人なんやぁ～』

『若いお嬢さんやのに立派やなぁ～』

『おっちゃんも、奨学金もらいながらバイトして
大学に通っていたから大変さ分かるでぇ～』

『お互い、コロナに負けずにがんばろうなぁ～』

なんて、おっちゃん丸出しの感情ですが、
Risaさんに親近感を抱き、急に応援したい
気持ちに変化したのです。

こういうプロフィールが表示されず、ただ単に
地図上でモタモタしている姿しか知らなかったら
Risaさんは、普通にお仕事をがんばってくれて
いたにも関わらず、私のRisaさんに対する印象は
あまり良くなかったのかも知れません。

この経験を通じて、私はとても大切なことを
思い出しました。

それは…

私の部下に対する仕事の評価も私が部下に
抱いている印象や『決めつけ』で変えていなかった
か？ということ。

いくら仕事をがんばっていてもうまくいかない
時もありますが…

プライベートを含めてお互いのことを良く知り、
信頼関係のある部下には好意的に捉え

仕事上のことしか知らない、信頼関係が
築けていない部下の失敗には厳しくなかった
か？と…。

『人は多面体』

人には長所もあれば、短所もあり、性格も
友達に見せる姿、家族に見せる姿、会社で
見せる姿などケースによって変わります。

また、相手のことをよく知らないと冷たい
反応になってしまいがちな場面でも、相手の
ことを良く知ると親近感が湧いたり応援したい
い気持ちも湧いてくるものです。

相手を良く知り、良い部分や苦労が見えると
自分自身の相手に対する印象が変わります。

そして、その結果相手に対する態度や言葉遣いにも
変化が表れ、目の前の相手もこちらの態度や
言葉遣いが温かくなれば変化が生まれます。

コミュニケーションには２つのタイプがあり
ます。

１つは仕事上の『報告・連絡・相談』などの業務の
やりとり。

そして、雑談などを含めた『人間関係を構築』
するためのコミュニケーション。

もちろん、どちらも大事なのですが、忙しい
とついつい業務連絡でのコミュニケーションを
頻繁に行っているから人間関係も大丈夫だ…

なんて錯覚する時がありますが、実はそうでは
ないことで多々問題が発生します。

人は理屈ではなく感情で動く生き物。

いつまでも部下との関係性を維持し、相手に
気持ちよく自発的に動いてもらうためにも

まずは好意的な関心を抱いて相手のことを
良く知ること。

そして、雑談などの時間も活用して
人間関係のメンテナンスをすることも
お忘れなく。

自分の相手に対する印象１つで相手との関係性
が変わることも多いですし…

お互い人間関係が良好に築けていれば小さな
ミスやトラブルもうまく収めることができます
からね！

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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☆私（村上）が社長の外部の右腕となりながら、店長研修・スタッフ研修、・人面談などを通じて、社長の『考えや思い』をスタッフに共有するお手伝いを行います。

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