組織の利益とモチベーションをアップさせる 人材育成・チームビルディング

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部下の行動を変える指示の出し方

【毎日更新ブログ    1557日目】

こんにちは。

 

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

 

ご支援先のビジョン実現を

『人(育成・チーム作り)』の面で

サポートする村上 俊洋です。

 

 

今日はちょっと性格が悪いと思われるかも
知れませんが…

 

部下指導において良い教材があるので
取り上げさせて頂きました。

 

決して特定の方を意識しての記事では
ありませんので、

 

『もしかして、私のこと?』

 

と思われた人。

 

錯覚ですので気分を悪くしないで下さいね。

 

現在、沖縄・九州地方に向かって
過去最強クラスの台風10号が接近しています。

 

台風の進路に当たる人たちは非常に心配で
しょうし、不安に襲われている方も多いと
思います。

 

どうか台風の勢いが収まり、平穏な状態で
反れてくれることを心から願っております。

 

さて…

 

この台風10号に対して、一部のネットの
ニュースを見ていると…

 

ほんの一部だと思いますが…

 

『週末から週明けにかけて過去最大級の
台風が接近する予定です。みなさまどうか
十分な対策をしてください。』

 

または、沖縄や九州地方に住んでいない人が
善意や心配の気持ち100%だと思いますが…

 

『九州地方のみなさん!大型の台風が接近
しています!くれぐれも十分に備えて下さいね!』

 

という投稿をSNSでされているのを目にします。

 

私は台風を始め色んな災害時に出てくる
この手のニュースやSNSのコメントを見ながら…

 

『優しい人なんだろうな…』

 

と思う反面…

 

『このコメント、意味あるの?』

 

と思ってしまうことがあるんです。

 

もちろん、心配な気持ちがあっての投稿や
注意喚起したい気持ちからだというのは十分に
理解できますし…

 

そもそも、SNSの投稿に意味があるかないか?
なんて言われたら、

 

『お前が今日SNSに投稿していた昼飯の写真の
方が意味ないぞ!!』

 

なんてお叱りを受けるかも知れませんが(汗)

 

 

もし本気で災害を心配されていて、命を守る
行動をして欲しいと願っているのであれば
もっと効果的な伝え方をしないと伝わらない
ですよ…という話。

 

あくまで仕事上で部下指導をする際に
注意したい伝え方という意味合いで取り上げ
させて頂いた話ですのでご了承下さい。

 

私がお伝えしたかったのは…

 

もし、台風に備えて本気で注意喚起したくて
『十分な備えをしてくださいね!』と言うので
あれば…

 

相手がどういう行動をする必要があるのか?を
1つでも2つでも具体的に伝えないと、
相手は効果的な行動に移せない可能性が
高いという話です。

 

例えば、どういう伝え方が相手の行動変化に
直結する伝え方かというと…

 

『台風10号の危険性が高い、沖縄、奄美、
九州地方のみなさん!今回の台風は
かなり危険度が高いようです!』

 

『こちらに、気象庁の災害への備えが具体的に
書かれているので是非チェックして下さい!』
と“信頼できる公的機関”が発表している
有用な情報のリンクを貼っておく。
(気象庁の自分で行う災害への備え)

https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/ame_chuui/ame_chuui_p10.html

 

例えば…

 

・台風接近する日に外出予定がある方は
交通機関がストップする危険性があるので
早めにスケジュール変更をしておきましょう!

 

・飛行機は台風直前になると予約変更が殺到
するので、早めに決断されることがおススメ
ですよ!

 

・ベランダの洗濯物や植木鉢、竿竹は
いつまでに部屋の中に入れておきましょう。

 

・停電に備えて懐中電灯と電池の確認と
スマホやモバイルバッテリーの充電は満タンに!

 

・湯船に満タンの水をため、飲み水も確保
しよう!

 

・自宅近くのハザードマップを確認し、
避難所の場所もチェックしておこう

 

などなどです。

 

注意を促すのであれば、望ましい具体的な
行動をきちんと言葉で伝えること。

 

これをしないと相手は『どう動いたら良いのか?』
分からずに結局行動が変わらないことが多々
発生するのです。

 

特に緊急時には…。

 

これは私たちの仕事において部下に指示を
出す際にも同じことが言えます…

 

『ケガには十分に注意するんだよ!』

 

というなら、ケガを防ぐために具体的に
どういう行動をすれば良いのか?をきちんと
伝える。

(もちろん、普段から具体的な指示をされていて
お互いに十分な共通認識があるケースは
『気を付けろよ』程度の声掛けでもOKです!)

 

『お客様に感じよく接してね!』

 

というなら…

 

お客様が来たら笑顔で元気よくこちらから
挨拶しようね!

 

などと具体的な行動を示す。

 

要はスローガン的な抽象的な言葉は時には人に
元気を与えるので効果的ですが、具体性に
欠ける指示では部下の行動が変わらない…
という話です。

 

『みんな!コロナに負けずに頑張ろう!』

 

というなら、それとセットで『具体的には
各自が常連のお客様10人に手紙を書こう!』
とか…

 

『毎日、500枚以上のポスティングを
行おう!』

 

という指示をしないと部下の行動は変わりません。

 

指示に具体性がないと、上司は指示したつもり
伝えたつもりになっていても、結局部下は

 

『言われていることは分かったけど、
具体的にどう動いたら良いのか?』

 

で止まってしまう部下も多いということ
です。

 

もちろん、自分で考えて動く部下がいれば
理想ですが、上司はきちんと部下がどういう
行動を行うのか?を確認をしておく必要は
ありますからね。

 

まぁ、ちょっと意地悪な感じになってしまった
かも知れませんが、

 

私たちはついつい抽象的な言葉かけを
部下にしたことで指示をしたと勘違い
してしまっている時があります。

 

上司の『当たり前』になっている具体的な
行動は新人のアルバイトさん達にとっては
『当たり前』ではないですからね

 

重要なことや事故や怪我、または
クレームなどのトラブルに発展しそうな
注意をする際は

 

具体的な行動レベルでの指示をすることを
忘れない様にしたいですね。

 

何かあった時に…

 

『あれだけ私が“気を付けろ”と言っただろ!』
的なセリフで部下を叱らなくても済みます様に。


こういうのは、お互いにとってムダなストレス
ですからね。

 


株式会社店舗人材サポート

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