【毎日更新ブログ 1569日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
よく…
『自分がされて嫌なことは他人にもしない。』
『自分がされて嬉しいことを相手にもしましょう。』
という言葉を耳にしますが…
私はこの言葉に違和感を抱くことがあります。
『自分がされて嫌なことは他人にもしない。』
まぁ、これは『その方が良いだろうな…』と
思いますし、特に問題は感じないのですが…
『自分がされて嬉しいことを相手にもしましょう。』
という言葉を耳にするとかなり違和感を抱くの
です。
だって、自分と他人は考えも価値観も性格も
置かれている状況も違う訳ですから…
自分の嬉しいこと＝他人の嬉しいこと
とは限らないからです。。
行動科学マネジメントの言葉に『認識のズレ』と
いう言葉があるのですが、
ビジネスに限らず、人間関係において私たちは
時々…
『あなたのためを思って…』
という言葉を耳にしますが…
こちらが良かれと思っていることと、相手が
望んでいることが一致していないケースが
多々あります。
これを理解していないと…
『なんだよ！せっかく俺がこんなにしてあげて
いるのに！！』
とか…
『せっかく、あなたのためを思ってこんなにして
あげたのに、その態度は何なの？』
なんて、自分の思い通りの反応をしてくれない
相手に対して怒りの感情が湧き、時にはそれが
原因で人間関係にヒビが入る時があります。
それとは逆に…
そういうことを知っているのか本能でされて
いるのかは分かりませんが…
私の周りの異性、年齢問わず人にモテる人は
とにかく、相手のことを良く観察しています。
相手が何が好きで、何に興味があって、どんな
生活スタイルで、どんな価値観で今何を欲しているか？
そこに対して凄くアンテナをはって観察している
のです。
特に狙った人に対しての観察ぶりは半端ない
です(笑)
そして、いざという時に相手の望む行動を
ピンポイントで行い…
異性であれ、部下や上司であれ、お客様であれ…
狙った人の心をわしづかみにするのです。
ファン作りの天才や人心掌握が上手な人は…
『自分がされて嬉しいことを相手にもしましょう。』
ではなく…
『相手が何をされたら嬉しいか？』を意識
して観察し相手が喜ぶことをされています。
この『相手のことを知ろうとして関心を寄せる』
というのは人材育成においてもとても大事な
基本です。
だって、人はみなそれぞれ性格も長所も、
仕事に対する価値観も生活スタイルも
違いますもんね。
その人それぞれにあった指導法や伝え方が
必要になるということです。
まぁ、かといってたくさんいる部下の全ての
人をもれなく観察するというのは難しいと
思いますし、
プライベートでもすべての人のことを
深く理解するというのは不可能だと思うので…
まずは、
『この人を右腕に育てたい』
『この社長に可愛がってもらい、色々
教えてもらいたい』
『この人を恋人にしたい！！』
という優先順位の高い人からになるとは
思いますが。
自分がされて嬉しいこと＝他人がされて
嬉しいことではない。
ということを知っておくと、余計なストレス
や他人との軋轢を生じることは減りますからね。
自分が良かれと思って何かをしてあげたのに
相手が思った様なリアクションをとって
くれなかったときは…
相手が望んでいることをしっかりと観察する
か？
または…
『あっ！こっちじゃなかったのね。』
と流しておくのが精神衛生上良い気がします。
モテる人（人の心をつかむのが上手な人）と
いうのは細やかなプレゼントもすごく上手。
私もいつも、見習いたいなぁ～と思いながら
もう50歳を過ぎてしまいました…
早く来い！！モテ期！！（恥）
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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