【毎日更新ブログ 1737日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
年上の人たちが若者に対して時々口にする…
『最近の若者は…』
という表現。
あなたはご存知かも知れませんがこの表現は
かなり歴史が長いんですよね。
日本で言えば、平安時代の文書にこのような
文脈が残っていたり…
海外に目を移せば、紀元前古代の哲学者
プラトンの書にも『最近の若者は…』を
意味する文が残っている様です。
また、一説によると5千年も前のエジプトの
ピラミッドの遺跡の壁画に『最近の若い者は…』
という表現の象形文字が残っているとか…。
そこには、『誰それは二日酔いで建設作業を
休んだ。』という出勤記録もあるとのこと(笑)
私はこの話を聞いて、急に5000年前に
ピラミッドを建築していた人たちに親近感を
抱きました。
あなたの周りにもいませんか?
お酒を飲み過ぎて仕事を遅刻してくる人(笑)
こういう話を聞くたびに私は、昔も今も、
生活スタイルや人それぞれの性格や傾向は
違うものの…
『人間の本質は同じ』なんだなぁ~って思います。
さて…
この『最近の若い子は…』、『今どきの若者は…』
という表現ですが…
『最近の若者は何を考えているのか分からない…』
という表現を使って、腹を立てたり、悩んでいる
人はいませんか?
部下の可能性を引き出すリーダーの私たちが特に注意
しないといけないのは、
『今どきの若者は…』
という表現を使ってひとくくりにしまうことに
よって、自分たちとは別物だと考えてしまう
ということです。
こういう決めつけを『ラベリング』と言い、
時には『レッテルを貼る』とも言います。
脳に一度貼ったラベルをはがすのはとても
難しいですからね…
何かある度に…
『今どきの若者は…』
という便利な言葉で片付けてしまって、
相手のことを理解することから遠慮して
しまいます。
しかし、よくよく周りを見てみると…
私の周りのリーダーには40代や50代であるにも
関わらず、たくさんの若いアルバイトさんから
慕われていたり…
会社のため、お客様のためにも一生懸命に
働いている人たちもたくさんいます。
要は…
きちんとしたリーダーには、若者であれ
年配のパートさんであれ誰でもついていく
ということです。
これを…
『今どきの若者は…』
『あの人は私より10歳も年上だから…』
なんて考えに捕らわれ過ぎると自分自身が
悩みの沼から抜け出せなくなるんですよね。
そういう時は、シンプルに…
『お客様に喜んでいただけるお店を作ろう』
『自分たちの理想の職場を作っていこう』
という理念やビジョンに立ち戻って…
きちんと1人1人と向き合って話をしていけば
伝わることが多いと思います。
もちろん、人間同士ですから伝わらない場合が
あるかも知れませんが…
そういう人はきっと、若者に限らず、同世代や
年配の方でもいるでしょうからね。
『今どきの若者』というラベリングの表現を
多用することをストップしてみることから
始めると突破口が見いだせるかもです!
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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