【毎日更新ブログ 1775日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
新型コロナによって、大きな影響を
受けている業界や会社も多く、
仕事があること。
お給料をもらえたり、収入があること。
が、いかに当たり前ではなく、ありがたいこと
なのか？を実感されている方も多いの
ではないでしょうか？
ただ…
せっかく仕事があるのなら、『やりがい』を
もって仕事ができるとさらに嬉しいですし、
部下にも意欲的に仕事に取り組んで欲しいと
思うものです。
そんな時、リーダーである私たちが心に
留めておきたいデータがあります。
これは、公益財団法人日本生産本部が
行った『職場のコミュニケーションに
関するアンケート』によるものですが
『管理職』である課長と『一般社員』に
以下の様な質問をしたところ、その結果
両者には大きなギャップがあることが分かり
ました。
どんな質問だったか？というと…
『あなたは自分自身が組織にとって
どのような存在だと思いますか？』
という質問で
課長の回答は
重要な存在だと思う…73.0%
重要な存在ではないと思う…23.7%
無回答…3.3%
だったのに対して…
一般社員の回答は
重要な存在だと思う…49.0%
重要な存在ではないと思う…48.2%
無回答…2.8%
でした。
課長などの管理職の方は7割以上の方が
組織の中で自分は重要な存在だと感じる
ことが出来ているのに対して
一般社員の方は約半数が自分は組織に
おいて、重要な存在だと感じることが
できていないという現実。
課長や管理職にとっては…
『自分が必要とされている』
『組織において自分は重要な存在だ』
というのは、『当たり前』の話で、
誰だってそんな風に感じているものだと
錯覚してしまいがちですが、実はそうでは
ないということです。
管理職の方は、経営者と会社の方向性や
戦略・戦術面などで直接話をする機会も
多く自分自身も役割を強く意識する機会が
多いのですが…
一般社員の方は、
自分に与えられた役割の大切さ
自分の仕事がいかに誰かの役に立てているのか？
を感じたり意識する機会が少ないので、
ついつい、実は意味のある仕事でも『作業』に
感じてしまったり…
マンネリや惰性になって『やりがい』を
失ってしまうんでしょうね。
このギャップを放置しておくと、部下は…
『今、実際に仕事があるのはありがたいとは
思うけど…』
『せっかくなら、もっとやりがいのある
仕事に挑戦したい！！！』
と思って転職などを考えるようになります。
メンバーに対して『動機づけ』が行える
能力というのはリーダーにとって非常に
大切なスキルの１つです。
これから、大阪・東京・兵庫・京都を
皮切りに、またまた多くの地域で緊急事態
宣言が出され営業面では厳しい状況が
続くと思いますが…
空いた時間に今一度、個人面談などで
コミュニケーションをしっかりと図り
部下に求める役割やその人が仕事を
することでどれほど組織に貢献できているのか？
ということを話し合っておきたいものです。
人間、暇になると色々考えますし、
どちらかというとマイナスの事を
考えますからね…
『暇になると退職者が出る』
ということも心に留めておきたい
ですね。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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