【毎日更新ブログ 1942日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
今、人を育てる仕組みの１つとして、
飲食店を中心とした色んな企業様の
動画マニュアル制作をさせて頂いています。
どの範囲までサポートさせて頂くのか？
というのは弊社のコースによるのですが
どちらの企業様であっても、一番最初は
私が動画マニュアルを制作する際、
何をどのように伝えるのか？
また
撮影する際のポイント
などをお伝えした上で、私も撮影者と
なったり、伝える見本となりながら
みなさんご自身で活用できるような
体制にしています。
そして、撮影した動画も最初は私が
全て編集を行うのですが…
その際に『動画マニュアル』として
良い動画か良くない動画かを
見極める大切なポイントがあります。
それは何か？
その動画を編集する際に私が見ながら…
『これだったら自分でも出来そうだな！』
という感情が湧いてくるか？
それとも…
動画の中にいくつか『？？？』という
曖昧な点があるか？
理想は『これだったら私でも出来そう
だな』と同時に『ちょっとやってみたいな！』
という感情が湧いてくればベストです。
では、どういう動画であれば『これだったら
出来そうだな！』と思えるのか？というと…
手順や材料の分量などが具体的に伝えられて
いること
が大きなポイントです。
例えば、ドリングを作るのであれば
この商品はどのグラスを使い
氷はどこまで入れて
何をどれくらいの分量で、どの順番で
入れるのか？
そして最後にかき混ぜる必要があるので
あれば何回かき混ぜるのか？
これらが具体的に伝えられていて、
ある程度ポイントなどを補足で伝えられて
いると非常に理解しやすく
自分自身がきちんと理解出来れば
『やれそうだな！』
という感情が湧いてきます。
そして『やれそうだ』と思えば行動に
移すハードルが低くなります。
リーダーたちは長年現場で仕事をしている
ので、どの作業も無意識レベルで出来るもの
が多く
マニュアルや人に教える際も意外に
『これくらいだったら誰でも分かるだろう』
という考えが浮かび、大雑把に伝えて
しまっていたり
『綺麗に拭きましょう。』
（どのふきんや雑巾を使うのか？
洗剤は使用するのか？水拭きなのか？）
『最後はきれいに盛り付けを
行いましょう』
（綺麗な盛り付けってどんな状態？？）
などという抽象的な表現になって
しまい、新人の頭の中に『？』を浮かばせて
いるケースがあります。
（リーダーは具体的に伝えていると思って
いても抽象的になっているケースが多い）
人は『できる』と思えば行動に移しやすく
なりますし、『難しそうだ』や『いまいち
分からない』と思ったものはなかなか
行動に移せないもの。
教えることは手間も時間もかかること
ですが…
1回目から具体的で丁寧に教えてあげると
結果的にリーダーにとっても新人にとっても
後々非常に楽になりますからね。
是非、何かの作業のやり方を教える際には
手順・分量・どの食器や器具を使うなどを
具体的に伝えて、解釈の仕方にブレが発生
しないように伝えてあげて下さい。
掃除の仕方、ドリンクの作り方、一品料理の
作り方などのやり方にブレがあると、結果的に
お客様満足度にも大きな影響が出ますからね。
基本業務や基本作業に関しては…
誰がやっても、何回やっても同じ状態に
なるように伝える。
ということを意識してみましょう。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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