【毎日更新ブログ 1956日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
先日、ネットのニュースでホッコリすると
ともに気づきを頂けたものがありましたので
あなたにも共有させて頂きます。
（ニュースに関しては既にご存知の方も
いらっしゃるかと思いますが…）
そのニュースを取り上げたのは大阪の
毎日放送（MBS）というテレビ局。
タイトルは…
『一時停止率9割』…「危険な横断歩道」を
「安全」に変えた小学生らの『おじぎの習慣』
というニュースです。
内容を少しご紹介すると…
そもそも『道路交通法』では車を運転する人は
横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる時は
一時停止しないといけないと定められています。
そんな中、徳島県で『一時停止をする車が
とても多い横断歩道』があり、その一時停止率は
徳島市内でも群を抜いており、なんと9割
とのことです。
ただ、この横断歩道の一時停止率が9割だった
訳ではなく、実は2年前までは停止率は『2割』
と
近くに小学校や学童保育の施設があるのに
『危険な横断歩道』として認識されていた
そうです。
一時停止率『2割』の危険な横断歩道が
『9割』の安全な横断歩道に
なぜ、この様な変化を遂げることが
できたのか？
その大きな理由が『子どもたちのお辞儀』
でした。
子どもたちが道路を渡ろうとしていると
車が気づいて一時停止する。
すると、横断歩道を渡り終えた子ども
達は、止まってくれた車の方に向かって
ありがとうの気持ちを込めて『お辞儀』を
する。
1人や2人の生徒が行っているのではなく、
ニュースではどの小学生も『お辞儀』
をしていました。
この学校の校長先生によると、『お辞儀の
習慣』は学校からの指示でもなく、誰かが
言い出したわけでもなく、自然発生的に
広がり子どもたちの習慣になっていると…
きっと、努力ではなく習慣として『当たり前』
になっているから出来るんだろうと思います。
ということでした。
『人はある行動をしてほめられたり
感謝をされると自発的にその行動を
繰り返す』
これは私が行動科学から学んだ言葉の
１つですが…
子どもたちの感謝の気持ちを込めた
『お辞儀』が、大人の感情を動かし
自発的な行動を促している、とても
気持ちの良い事例だと思います。
確かに価値観が異なる不特定多数の人が
集まる、国・会社などでは、一定のルールは
必要です。
しかし…
ルールを設けただけでは、絵にかいた餅に
終わることも多く
だからと言って、罰則を設けても
その効果は限定的なことが多いです。
昔の私は…
部下が『成果を出すのは当たり前』
『がんばっているのは当たり前』と
考え
結果が出ていなかったり、言うことを
聞かなければ叱り、
時には罰を与えることもしていましたが…
結果的に問題が根本的に解決することは
なく、人間関係にヒビがはいり、自分自身
もストレスを抱えることになりました。
繰り返しになりますが…
『人はある行動をしてほめられたり
感謝をされると自発的にその行動を
繰り返す』
部下が成果を出したこと
部下が頑張ってくれていること
は当たり前ではなく『ありがとう』の
言葉を伝える。
結果的にそれがみんなが幸せになる
方法なのかな？と子どもたちから教えて
頂きました。
世の中にこういうニュースが溢れると
いいですね！
（MBSさん、ナイス取材です！）
株式会社店舗人材サポート
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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