店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　2024日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

昨日は、一部例外の環境に置かれている人
以外は…

『仕事（会社）を辞めないって1つの才能』

だという内容を書きました。

ただ…

人それぞれ色んな事情がありますからね。

転職をする人もいれば…

転職者を受け入れる立場の人もいます。

今日は『転職を成功させる方法』という
内容で私なりの考えをお伝えしたいと
思います。

ちなみに…

私は新卒で17年勤めた会社が倒産した後、
すぐに独立起業したので転職をした経験は
ありません。

ただ、前職で転職されてきた方々と
たくさん仕事をした経験があるので
『受け入れ側の立場』を中心に考えを
お伝えしたいと思います。

私は前職で店舗統括のマネージャーを
していたので人事部と協力しながら
新卒入社の最終面接官を務めたり、

営業系の中途入社希望の方々の面接
（特に男性）を担当する機会がたくさん
ありました。

中途採用に応募してこられる方々は
会社が上場してから特に変化があり…

・大手銀行に勤めている人

・誰もが知っている電機メーカーや
食品メーカーに勤めている人

などなど…

会社名を伺っただけで『凄い人！』だと
感じてしまう様な人がたくさん応募して
来られました。

最初の頃は…

『わぁ、〇〇銀行の法人営業をしていた人
かぁ。凄そうだなぁ～』

などと感じていたのですが…

入社をして頂いた後の状況を見てみると…

意外と大手の人は実力を発揮できなかったり
社風に合わなかったりで退職するケースが
多かったんですよね。

（もちろん、素晴らしく活躍された方も
いらっしゃいますので大手=悪では
ありません）

その理由の一部としては…

知名度だけは高かった私の会社ですが
いざ入社してみるとビックリするくらいに
中身が整っていなかったり…

以前お勤めだった会社と社風や仕事の
進め方に大きな違いがあったということが
挙げられます。

どうしても、前職の会社とうちの会社の
内容を比べて…

足りない点ばかりが目に付いていたの
だと思います。

『前の会社ではこうしていたのに…』

『前の会社ではこういう制度があったのに…』

そんな言葉を発する人もいて、そんな人は
生え抜き組のメンバーから、心の距離が
離れるので居心地が悪くなったりストレスを
感じてしまい退職することにつながったの
だと思います。

そんな人を何人か見てきて私は中途面接を
行う際にこんな質問を必ずするようになった
のです。

『〇〇さんのこれまでの経歴は尊重します。』

しかし…

『お勤めの会社とうちの会社は全く別物です。』

『入社後、最低でも半年は前職の会社での
経験は一旦忘れてもらえますか？』

と…。

『まず、半年でも1年でも私たちの会社の
風土や成長レベルに馴染んで頂いたうえで、
あなたの経験を私たちの会社に活かして
頂けると双方が幸せになると思いますが…』

『それができないと、会社に馴染むことが
できないのであなたの経験も生かせないと
思います。』

もちろん、完全に前職の経験を忘れることなど
できないのは承知の上なのですが…

スキルや経験を発揮して頂くためには、
まず社風や会社の成長段階をしっかりと
前向きに受け入れてもらい。

その中で少しずつ良さを引き出すために、
自分自身の経験を活かして頂くことがとても
大事だと思っていたからです。

人間には感情がありますから、価値観が
ずれていると、摩擦も頻繁に生じますし
能力を発揮して頂くことはできませんからね。

受け入れ側も、転職しようとされている側も
新天地で活躍しようと思えば、まずは考えや
方向性をしっかり理解して合わせる。

転職は再婚や新しい彼女と付き合うのと
同じなので、前職と比較し過ぎない。

昔の彼女の良かった点を新しい彼女に
求めるのではなく、今の新しい彼女の
良さを理解して、足りない点は補い合う。

というのが幸せな転職の土台になると
思います。

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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