組織の利益とモチベーションをアップさせる 人材育成・チームビルディング

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スタッフのやる気に火をつける方法

こんにちは。サービス業で店舗展開を目指す成長意欲の高い経営者様の『外部の右腕』として、ご支援先のビジョン実現を『人(育成・チーム作り)』の面でサポートする村上 俊洋です。

 

いきなりですが、あなたは戦国時代の『馬印』というのをご存知でしょうか?

 

参考までにウィキペディア(Wikipedia)によるとこんな感じで説明されています。

『馬印(うまじるし)は戦国時代の戦場において、武将(大将)が己の所在を明示するため、馬側や本陣で長柄の先につけた印』

 

絵ではこんな感じです。

 

見覚えありますか?

 

ちなみに、用途は戦の時、『大将および本陣の位置を味方に知らせ、士気を高める』ためです。

 

戦っている兵士に対して、『本陣はここにある!存分に戦え!(お前たちの活躍をしっかりと見ているぞ!)』というものです。

 

私は、前職の60店舗の統括マネージャー時代、社長から良くこの話をきかされエリアマネージャーとしての在り方を説かれました。

 

戦国時代と一緒で、大将が自分の活躍を、今まさにこの瞬間でも見てくれているんだ!という意識がないと、スタッフは動かないぞ…と。

また、『大将に見られていない』と思えば緊張感も生まれないと…。

 

兵士には『戦果・戦功』を誇れる相手が必要な様に、スタッフには、自分自身の仕事の功績や業績を誇れる相手が必要なんだと…。

そして、その最高に誇れる相手がそのスタッフの社長やリーダーなんだと。

 

そこで、私はマメに店舗巡回を行ったり、スタッフの活躍ぶりの情報をできるだけ収集して、直接または電話をした時に本人に感謝や嬉しい気持ちを伝える様にしていました。

 

そうすると、決まってスタッフはこんな反応をしてくれます。

 

『なんでそんなこと知ってくれてるんですか?』

 

『誰から聞いたんですか?』

 

『忙しいのに、アルバイトの私のことなんかも見てくれてるんですか???』

 

などなど…。

結構嬉しそうにしてくれていました。

 

そして、私は偉そうにこんな風に言うんです。

 

『だって、○○さん(○○君)の仕事ぶりはいつも気にしながら見ているからな…フフッ』と…

(もちろん、60店舗もあったので全部見れていない時の方が多かったと思います。。。が、大切なのはスタッフは上司が見てくれていると感じることが重要なのです)

 

私は、コンサルタントとして研修する際に、社長から一言みんなへのがんばりに対する感謝の言葉や、スタッフの活躍に対してほめて頂く様にお願いしています。

また、私が見つけたスタッフのがんばりなどを社長に伝え、社長から語って頂くことも多々あります。

 

そうすると、どうでしょう…。

 

社長の言葉を聞いたスタッフの目がキラキラと輝きはじめます。

 

これは、外部の立場の私からでは絶対にできないことです。

なぜなら、一番彼らが認められたいのは、自分達の大将である経営者やエリアマネージャーのあなたからだからです。

 

部下はあなたが思っている以上に、あなたから見られているかどうか?を気にします。

また、あなたが一緒の店舗で働いていないという状況であっても、自分を常に見てくれていると感じるだけでやる気が違ってきたりします。

 

それくらいに、リーダーのあなたの存在感は大きく大事なのです。

 

スタッフのやる気をさらに、引き出すためにも常に『私はお前のがんばりを見ているぞ!』という姿勢を伝えていきましょう。

 

どんなに店舗が増えても、どんなに距離が離れても、その姿勢は非常に大事です。

 

どくしゃになってね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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