こんにちは。村上です。
私は、『一般社団法人 日本ほめる達人協会(ほめ達!)』という会の理念に非常に共感し、自分自身も認定講師となっています。
『ほめる達人協会!(通称ほめ達!)』のほめるとは
人・モノ・起きるできごとの価値を発見して伝えること。
普通の方々がイメージする、『ほめる』とはちょっと違うかも知れませんね。
誤解の無いようにお伝えしておきますが、『ほめ達!』は、『叱る』ことを否定していませんし、お世辞やおべんちゃらなどを使って、なんでもかんでもほめましょう。というのとは全然違います。
全ての人に可能性があると信じ、また起きる出来事には必ず意味があると考えた上で、
『人・モノ・起きるできごとの価値を発見し、そして伝えるのです。』
そんな『ほめ達!』の、ある考え方を学んで私自身、ストレスに悩まされることが非常に少なくなりました。
その発想法とは…?
一般的に困った出来事やマイナスの出来事に直面した時に、自分自身にこんな言葉で問いかけます。
『これは、なんのチャンスだろうか?』
例えば…。
部下が自分の言うことを聞いてくれないという状況に直面した時…
昔だったら、イラッとして、より感情的に少々脅しながら部下にきつく命令し人間関係に溝を作っていたのですが…。
『これは、なんのチャンスだろうか?』と考えて
・『部下とゆっくりコミュニケーションを図って、信頼関係をもう一度築くチャンス』
・『部下が言うことを聞いてくれないのは、普段の私の言動・行動に問題があるのかも知れない…。これをきっかけに自分の行動を見直すチャンス』
などと、考えて行動に移します。
また、最近天気が悪くてお店の客数が落ちている…という状況に直面した時…
『これは、なんのチャンスだろうか?』と考えて
・徹底的にお店を掃除するチャンス
・お客様が来店してくれるのは当たり前ではない!と再認識して、目の前のお客様にたくさん楽しんで頂くチャンス!
・経費のムダ・ムラがないか?を見直すチャンス!
・スタッフの研修に時間を割き、接客力を向上させるチャンス
・Facebookやツイッターなどの情報時発信のツールに挑戦するチャンス
などと、考え一般的にはピンチに思えるような出来事を、成長のチャンスに結びつく発想に切り替え、行動に移す。
昔から『ピンチはチャンス!』という言葉がありました。
でも、私自身は『ピンチはチャンス!』と聞いても、『アホかピンチはピンチじゃ!!』としか思えず、起きた出来事に対してイライラしたり、ストレスを感じていたんですね。
でも、『これは何のチャンスだろうか?』という自分に対する問いかけは私自身が試してみて非常に効果がありました。
それは、その問いかけのおかげで、脳が自分自身で問いかけた言葉の答えを一生懸命に探してくれるからです。
起きた出来事の事実や他人をコントロールすることはできません。
では、自分には何が出来るか?というと起きた出来事の受け止め方や自分の解釈の仕方を変えること。
それが『これは何のチャンスだろうか?』という自分に対する問いかけです。
その言葉を自分に問いかけると、今までピンチにしか見えなかった出来事にもチャンスの一面が見えてくる。結果的にピンチの出来事が自分の成長のチャンスにつながる。
私は、この考えを身に着けて、本当にストレスが軽減し、どんどん行動的になりました。
どれだけ、対策を打とうともあなたの前には困った出来事は必ずやってきます。
その時、愚痴ったり・嘆いたり・八つ当たり?したりしてさらにストレスを溜めこむのか?
発想を変えて、何らかのチャンスに変えることができるように能動的に動くのか!
決めるのは自分自身ですが、私は自分の人生を前向きで『笑顔』でいるために、物事の受け止め方くらいは、自分で選択権を握っていたいと思います。
もし、よかったらこの発想をどんどん挑戦してみてくださいね!
最初は、意識的に考える必要がありますが、習慣になれば無意識でも考えることができるようになりますよ!(^^)!