こんにちは。サービス業で店舗展開を目指す成長意欲の高い経営者様の『外部の右腕』として、ご支援先のビジョン実現を『人(育成・チーム作り)』の面でサポートする村上 俊洋です。
いきなりのたとえ話ですが…
『仲間同志での楽しいイベントの話しをあなただけが聞かされていないことを知ったとしたら…』
あなたは、どんな気持ちになるでしょうか?
・ショック…。または寂しい…。
・自分がもしかしたらみんなに嫌われているのでは?という心配
・なぜ、自分だけに教えてくれないのか?という恨み
・もう、次からこの人たちから誘われても一緒に行動しない!という怒り
色んなマイナスの感情が湧くのではないでしょうか?
例え、仲間が悪気なく、あなたに伝えたつもりになっていた…。という状況であっても、そんなことを知らないあなたは、その誤解が解けるまでは気になるのはないでしょうか?
良いチームワークを発揮しようとするためには、必要な人に必要な情報をタイムリーに共有するということは非常に大事です。
正しい、情報共有はあなたを仲間として大事にしていますよ!という証拠です。
正しく情報共有がされていないと、仲間外れにされている印象を受けたり、自分が認められていないという心境になるケースが多々あります。
例えば、あなたがあるお店の店長だったとします。
ある日、あなたのお店のスタッフの人事異動の話しを、社長からではなく、時間が経ってスタッフ本人から直接聞いた…。
または、お店の来月の方針を社長からではなく、スタッフから社長の考えを聞いた…。
あなたは、『なぜ、社長はそんな重要な情報を店長である私に伝えてくれないのか?私は店長として社長から信頼されていないのではないか?』と思いませんか?
例え、社長が『あれ?店長のあなたに言っていなかったっけ?』、または『ついついそのスタッフと一緒に食事をする機会があったから直接先に言ってしまった…』という状況であっても、店長は社長に対して猜疑心を抱きます。
人間、自分が必要とされていないのではないか?
自分が認められていないのではないか?
ということに関しては非常に敏感です。
情報共有が適切にされていないと人間関係または、信頼関係に大きな溝が出来てしまいます。
伝えるべき側は『つい、うっかり…』かも知れませんが、聞かされていなかった側はマイナスの感情を抱きます。
必要な情報を必要な人にタイムリーに共有する。
会社の方針などを伝える際は、店長を飛び越えてスタッフに伝える…などの情報共有の伝達ラインを無視した行為は緊急事態以外には極力避ける…。
些細なことで、信頼関係は簡単に崩れます。
朝礼・ミーティングや会議・メールやLINEなどを活用し、必要な情報共有は必要な人に対してしっかりと行っていきたいですね。