こんにちは。居酒屋・ラーメン店・美容室などのサービス業の人材育成やチーム作りのコンサルタント。
店舗人材活性人の村上 俊洋
です。
前回は“（売上アップにつなげるための）具体的な取組み項目”を決定する際、出来ればお店のスタッフみんなで話し合う機会を持ちましょうということを理由を添えて書きました。
読むとさらに理解が深まる
でも、みんなで話しあう機会をもちましょうと言われても…
『あかんねん！！うちのスタッフはなんぼ意見を聞いてもミーティングで発言せえへんから…』っていう声も聞こえてきそうですね。
例えばこんな風景。
社長：『じゃあ、どんどん意見を出して欲しい。何か意見がある人？』
スタッフ：『（シーン）。…。』
社長：『なぁ、誰か意見あるやつおらんのか？』
スタッフ：『（考えているフリをして目をそらす。）…。』
社長：『…。（結局社長が一方的にやることを指示する）』
弊社のご支援先の経営者の方々も、最初はみなさん同じ様なことをおっしゃいます。
『ミーティングで、うちのスタッフが意見なんか言えるやろうか？』
『いつも、ミーティングで意見を求めても全然発言がないから、うちのスタッフには難しいのでは？』
でも、ミーティングの進め方や場作りの方法をちょっと工夫するだけで、みんなが発言してどんどん意見が飛び交うミーティングに変身するのです。
そしてミーティング後、経営者の方は
『今日は、あいつら結構良い意見だしてたなぁ～』・『結構みんなも色々考えてるねんなぁ～』って嬉しそうに、私に話しかけてくださる…。
今日は、ミーティングで意見がでやすくなる『場作り』のワンポイントをお伝えしますね。
ポイントは、アイデア出しのミーティングをスタートする前に“アイスブレイク”を行うことです。
“アイスブレイク”とは、氷を砕くとか溶かすという意味ですが、簡単に言えば場の緊張を和らげるためであったり、楽しく発言するためのウォーミングアップのことです。
ただでさえ、人前で発言することが苦手な人はたくさんいます。
そんな人が、緊張感漂うミーティングの場で発言するのはかなりハードルが高い。
アイスブレイクによって、少しでも話しやすい明るいムードにしてあげることがポイントです。
アイスブレイクの種類として、私がよく使うのは、大体3人か4人1グループとなって…。
１）ＧＯＯＤ＆ＮＥＷ
（それぞれ、２４時間以内に起こった良かった出来事を1人30秒以内で発表する）
※人間悪いことは強く印象に残りますが、良かった点は“当たり前”って感じてしまい記憶に残らないことが多いです。日々の当たり前のできごとに焦点を当ててみることで前向きな思考が育めます。
（ＧＯＯＤ＆ＮＥＷなどは、インターネットで検索すれば詳しく書かれているので挑戦してみてください）
２）グループのメンバーの他己紹介
（自己紹介ではなく、隣の人をみんなに紹介する）を1人30秒程度で行う。
※例えば他己紹介のお題は“○○さんのここが凄いところ”でも良いですし“△△さんにありがたいと思っている所”でやると、チームワーク向上にもつながりますし、みんなが笑顔になって空気も温まります。
いかがでしょうか？
まだまだ、アイスブレイクの種類はたくさんあります。インターネットでもアイスブレイクの種類・ネタなどで検索していただくとたくさん出てくるので、まずはやりやすいものでチャレンジしてみてください。
アイデアを出し合うミーティングでは、みんなの意見を引き出すために、どれだけ話しやすいムードを作れるか？がポイントです！！
あなたが優しい表情で明るい場作りを意識すると、スタッフから素晴らしい意見がでてきますよ！
※お店の『店長教育』・『アルバイト教育』・『スタッフがすぐに辞める』・『お店の人間関係をよくしたい』など
のお問い合わせは、株式会社店舗人材サポートまで。
株式会社店舗人材サポートＨＰ： https://www.team-builder.jp/
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