こんにちは。居酒屋・ラーメン店・美容室などのサービス業の人材育成やチーム作り専門のコンサルタント。店舗人材活性人の村上 俊洋
です。
本日のテーマは、昨日に引き続き『売上アップの近道 その2』です。
昨日は、お店の売上をアップさせていくためには、効果が高い行動目標に絞って徹底的に取り組むことが大切っていう話を行いました。(色んなことをやろうとするとどれも不徹底で結果につながりにくいという話です)
今日は、その続きです。
まず例えとして、リピート率アップにつなげるために、まずはお客様に対する接客を向上させたい!っていう話になったとします。
その具体的な取り組み目標を決定する際、さらに効果を高めるために押さえておきたいポイントがあります。
<ポイント>
1:できればお店のスタッフみんなで話し合う機会をもつ
2:シーンや行動を具体的(5W2H)に決める
<理由>
1-①:人から指示されるよりも、自分たちで決めたことは納得して行動しやすい
1-②:考えの違う人たちで話し合っていく過程で、色々な気づきを得ることができる
2:取り組み目標を具体的にしておかないと、人によって考えていることが違うので効果が出ない
例えば、『元気よく挨拶しよう』というだけでは、『声の大きさ』・『声のトーン』・『表情や動作』など店長の あなたと、アルバイトさんが考えるものとではギャップが生まれることが多い。
(例)“声の大きさを具体的に定義していないと…”
(店長)『(声が小さいと感じるスタッフに対して) Aさん、もっと元気な声をだそうよ!!』
(Aさん)『店長、私的には十分元気な声で頑張ってますよっ!!なんなんですか!』
(店長)『(声が大きすぎると感じるスタッフに対して)Bさん、もう少し声小さめに!!』
(Bさん)『店長が、元気よく挨拶しろって言ったんじゃないですかっ!!』
っていうこと…。ありませんか??
具体的にするとは、今日入社してきたアルバイトさんでもイメージが一致するくらいのレベルで決めておくことが大切です。
ちなみに、私がご支援した大手コンビニエンスストアでは、声の大きさを『店の端から端まで聞こえるレベルの大きさ』で統一し、みんなで実感がわくように店の端と端に立って声の大きさを練習してみました。
新人アルバイトさんにも、最初は同じようなトレーニングをします。
さらに、スタッフ同士ワークの中でお互いの意見や考えを話し合うことで…
1:アイデアがたくさん生まれる。
2:自分が考えていなかったことを仲間の意見から気づくことができる。
3:お互いの考えを知ることで理解が深まる。
4:話し合いの中で、意識すべきことや取組む行動のイメージの共有を図ることができる。
5:ワークを重ねることで、自分と違う考えや意見を受け入れやすくなる。
6:自分たちで話し合い、自分たちで行動するという自発的な行動を促す効果がある
こんなメリットがたくさんうまれます。
行動目標を絞っていく過程で、お店のチームワークが向上したり、自発的に動き出すスタッフが多くなると一石二鳥か一石三鳥で嬉しいですね(^O^)
また、<ポイント>1と2の詳しい説明は後日記事にしていきたいと思います!!
※お店の『店長教育』・『アルバイト教育』・『スタッフがすぐに辞める』・『お店の人間関係をよくしたい』など
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株式会社店舗人材サポートHP: https://www.team-builder.jp
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