こんにちは。
居酒屋などサービス業専門の大阪のコンサルタント。店舗人材活性人の村上俊洋です。
昨日の記事
に書いた『スタッフに感謝を伝える具体的な方法』をお伝えします。
私がコンサルティングにて取り入れている感謝を伝える方法の一つに『ありがとうカード』というものがあります。
『ありがとうカード』・『感謝シート』・『他喜力カード』などの色んな名前や方法で取り入れている会社やお店もあるようですが、私が採用している『ありがとうカード』のオリジナルのアイデアはコンサルタントの先輩である
有限会社C’s
の原さんから伝授頂き、常に改良を重ねています。
そもそも『ありがとうカード』とは、なんなのか?
ありがとうカードとは、スタッフに対しての感謝をメッセージとして記入して渡すというものです。
でも…。その記入方法や運用方法については千差万別。
また、ありがとうカード自体は導入した経験はあるが、売上アップなどの効果にはつながっていないという方もいるかも知れません。
今から私が活用している『ありがとうカード』の記入及び運用方法をお伝えしますのでよかったら参考にして下さい。
私が活用しているありがとうカードはこんな感じです。
基本は、自分がもらって嬉しいカードなのでデザインもこちらで作成しています。
もちろん、デザインは会社によっても違いますし、毎回楽しんでもらえるように変更しています。
イラストレーターなどでも簡単に作成できますが、パソコンが苦手ならきれいなカードを買って記入するという方法もいいでしょう。
あくまで、あなたがどんなカードをもらったら嬉しいか?で考えてみてください。
(ここでもホスピタリティが要求されますね)
では、運用方法からお話しします。
(ありがとうカード運用方法)
Q:誰が誰に対して記入するのか?
A:社長から店長。店長からスタッフ(社員・アルバイト)というように上の立場から下の立場に対して記入します。
Q:いつ記入していつどんな方法で渡すのか?また記入の頻度は?
A:私の場合は月1回のご支援時(研修時)に時間を割いて記入してもらい、給料袋にいれて渡すという方法をとっています。
Q:全員に記入するのか?
A:そうです。全スタッフ(アルバイトを含む)に対して記入しています。
ただし、既に退職したスタッフには記入していません。
でも、今いるメンバーは全員です。シフトの貢献などを始め全てのスタッフは何らかの形でお店に貢献してい
ます。どうかその頑張りをみつけてあげてください。
そして、次は記入に入りますが、『ありがとうカード』の効果を最大限発揮するために以下のポイントを押さえながら記入してください。
※コメントは50文字以上でシーンが浮かぶように
・どういうことに対して感謝してくれたのか?がシーンで浮かぶとスタッフの感動も倍増です。
※共感のコメントを入れる
・人は自分に共感してくれる人に信頼を抱きます。
・誰から感謝してもらったのか?が非常に重要です。
・『いつ』・『どんな大変さ・苦しさ』の中で『どんな頑張りをしたのか?』ということを文章にすると共感が伝わりや
すくなります。
※小さな成功体験・成長をほめる
※あと、ここを改善したらもっとよくなるよ! 理想のお店をつくるために〇〇〇をしっかり取り組もう!というよう
に感謝コメントによってモチベーションがあがった後、何をがんばったらいいのか?を明確にスタッフに伝えま
しょう。(ここ重要です!)
きっと毎月続けることによって…
信頼関係が築けてコミュニケーションが円滑に行えるようになる
↓
スタッフのモチベーションアップ・売上アップ(お客様満足度アップ)につながる行動が増える
↓
お客さま満足度アップ・売上アップの実現
につながります。
是非、スタッフの体内をあなたからの感謝でいっぱいにしてあげて下さい。
きっと、今度はスタッフからお客様に感謝が伝わり、お客様が満足(感動)して来店頻度や口コミによる紹介客数のアップにつながるはずです。
※私のセミナーでは実際に記入したありがとうカードをご覧頂ながら効果につながる記入方法を詳しくお伝えしております。セミナーなどのご依頼はこちら
まで。