こちらの記事で、朝礼を行う際にはしっかりと目的意識をもちましょう！という内容を書きました。
これからは、時々『朝礼を活性化させるコツ』について書いていきたいと思います。
毎日行う朝礼が、意味のある、効果が高いものになるお手伝いが出来れば嬉しいです！
『朝礼を活性化させるコツ』に関しては
・『目的（ねらい）』
・『目的を達成させるための手段・手法』
という風に分けて書いていきます。
では、さっそく『朝礼を活性化させるコツ その1』です。
目的：場の温度を上げる
※みんなのテンションアップや話しやすい場作りを演出する
手法：全力の拍手
朝礼を行う目的の１つは、エンジン全開で営業体制に入れるように『アイドリング』を行って、場の温度を高めておくことです。
要は、みんなが朝礼終了後『よっしゃ！今日も1日がんばるぞ！』って気合いが入ったり、やる気スイッチをＯＮにするための準備時間です。
特に、サービス業のスタッフのみなさんは毎日忙しく、出勤時はまだ眠い、または寝不足で疲れも溜まっている集中力散漫の状態の方が多いので、惰性で営業時間に突入させることを避けなければなりません…
この大事な朝礼をお通夜みたいにテンション低く、暗くダラダラと行ってしまうと、営業時間に突入しても場の温度が低く、活気のない、お客様がお店に入りにくい（または居心地が悪い）状態になってしまいます。また、ミスや怪我の原因にもつながります…
では、どうすればスタッフのスイッチをONにしたり、場の温度を高めることができるのか？
その１つの非常に簡単で効果の高い方法が全力の拍手です！
全力の拍手とは、文字通り、全力で拍手すること！
どれくらいで、手を叩くのか？というと…
『手の骨が砕ける一歩手前(笑)』
拍手した後、血の巡りが良くなって手がかゆくなるくらいがベストです！
この全力の拍手を朝礼参加者全員が
・朝礼最初の挨拶の直後
（『おはようございます！今から朝礼始めます！みなさん拍手！！』みたいな感じ）
・誰かが発表する前
・誰かが発表した後
・誰かがほめられた時
・朝礼終了の挨拶の直後
などのタイミングで全員で拍手をするんです。
拍手するスピードも少し早目の方がいいですね！
場の温度を上げる（または人が話しやすいムードを作ってあげる）という目的ですから、拍手とともに『よっ！がんばれ！』などのかけ声もセットでしてあげると非常に盛り上がりますね！
全力の拍手の効果は、発表者が発言しやすくなるだけでなく、拍手する側も、全力の拍手をするためには受け身ではいれないので、超自発的な姿勢が求められます。
そんな、全員が受け身ではない、自発的な姿勢で参加することも場の温度を上げる大きな要因です。
また、手のひらには無数の血管が巡っていて、全力の拍手によって血の巡りもよくなれば、ミーティングの内容に関して『気づきのレベル』もアップします。
今すぐに簡単にできて、場の温度を上げるためには非常に効果的な『全力の拍手』
良かったら、是非取り入れてみて下さいね。
あくまで、全力の拍手は場の温度を高める。みんなのテンションを高める目的を達成させるための手段の１つに過ぎません。
目的を見失うと、せっかくの『全力の拍手』も1週間も続けていると惰性になったり、シラケたムードになったりするので、常に目的を意識しながら（時には手段を変えながら）取り入れてみて下さい。
※3～10店舗の飲食店などのサービス業を展開する会社でさらに今後10店舗～20店舗に拡大していきたい！という成長意欲の高い会社の店長教育・社員、アルバイト教育。
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