店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　993日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

私のご支援先の店長さんの中には

非常に優秀な方々が多いのですが、

その中でも高知名物屋台餃子『安兵衛』

の『三代目安兵衛南国店』で働く大野店長は

社長の方針をしっかりと部下に伝え

メンバーを上手に巻き込み

（ブログでは具体的な数字は公表を

控えさせて頂きますが）お店の売上や

利益も毎年大きく昨年を上回る実績を

出し続け

そして…

スタッフさんも学生アルバイトさんが

就職のために卒業するというケースを

除き、離職者ほぼゼロ！！

という、経営者が店長に求める3部門を

全て高いレベルでクリアしているトップ

レベルの優秀な店長です。

その大野店長と先日ご飯を食べながら

アルバイト育成について意見交換を

していた際にこんな話題がでました。

『最近の若い人は気が利かない人が

多い…』

というか

『人のことに対する関心が薄い…』

例えば…

店長や社員が一生懸命に掃除や片付けを

している時にも、気づかずアルバイト同士で

雑談をしてることが…

あなたのお店のアルバイトさんに

こんなスタッフはいませんか？

昔の私なら、この状況にイラッとして

『おいっ！！俺たちが掃除や片づけを

してるんだから、お前ら遊んでないで

手伝えよ！！（怒）』

とか…

『お前ら、店長や先輩が掃除して

いるのに、よくも平気で雑談して

られるな（怒）神経疑うわ！！』

といきなり強い口調で

叱り飛ばしたりしそうですが…

大野店長は、こんな風に対応されていると

おっしゃっていました。

今の若い子は、わざと店長達の作業を

無視して雑談しているという訳でなく

関心がなくて気づいていないという

ケースが多いんですよね…

だから、いきなり強い口調で怒っても

相手は『なんで怒られたのか分からない』

ので理不尽さを感じることになり、余計に

関係性が悪化する。

だから…

『俺も掃除しているから一緒に

手伝ってもらえる？』

とか…

『ちょっと手が空いていたら

ここを片付けしておいてくれる？』

と期待することを伝えます。と…。

そうすると、普通に動いてくれる

子が多いですよと。

もちろん、『気が利かない』、

『他人に対する関心が薄い』という

子は、

1回指導したからと言って

次から何も言わなくても気づける

レベルには至りませんし…

違うケースになると、全く

応用が利かないというケースも

多々ありますので根気よくケーススタディを

重ねていく必要はありますが…

相手は悪意があるのではなく、

ただ単に『気づく力を備えていない

レベルなんだ』と認識して

まずはいきなり叱るのではなく、

期待することを伝え、実行出来たら

『ありがとう！助かったよ！』

『次からもこういう時は積極的に

手伝ってくれるとありがたいよ！！』

と伝えるサイクルを繰り返すと

本人なりに成長していくと…

コミュニケーション能力や気配り

目配りの力が優れている店長から

みると、

『なんでこんなことに

気づかないのかなぁ～』

『なんで、周りの人が動いている

のに平気で雑談してられるのだろう…』

と腹が立つやら信じられない気持ちも

湧くかと思いますが…

出来ない人や気づけない人に

腹を立てて指導しても、逆効果に

なることが多く、お互い余計にストレス

が増すだけ…

昨日のブログ記事の『アサーション』

でも取り上げましたが、伝え方を

工夫するだけで、あなたの気持ちや

期待することは部下には伝わりやすく

なります。

是非、あなたの常識で部下をあてはめる

のではなく、部下があなたの常識に

成長するように上手な表現で根気よく

導いてあげて下さいね。

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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