店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1013日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

私が人材育成において、最も大切に

していることというのは…

『人の可能性を信じ抜く』

ということです。

『人の可能性を信じる』のでは

ありません。どんな時であっても

『可能性を信じ抜く』を信念にして

います。

だって…。

あまりにも、こちらの思う通りに

動いてくれなかったり、言うことを

聞いてくれないと…

途中であきらめて投げ出したくなり

ますもんね…。

そんな状況の時でも『可能性を信じ抜く』

ことを意識しています。

なぜなら、こちらが諦めずに『人の可能性を

信じ抜く』ことで、こちらの期待も相手に

伝わりますし、指導法を色々考えること

で突破口が見つかる可能性があるからです。

私がこの考えを強く抱くようになった

理由は…？

・自分が何をやっても遅咲きで色んな

方の根気強いサポートで成長してきたから…

・ダメな部下がたった3か月や6か月で

別人かと思うくらいに急激に成長を遂げた

姿を目の当たりにしてきたから…

というのもありますが、一番のきっかけは

こんな情けなく恥ずかしい経験をしたこと

です。

昔、私が店舗統括マネージャーをして

いた時、営業スタッフの部下の1人に

全く結果を出さない。

さらに、私の言うことも素直に聞かない

生意気な部下がいました。

私は、抱えるスタッフ数も多く

その他の業務も非常に忙しかった

ので、そのスタッフに面と向き合う

時間も割けていなかったのですが…

とにかく、そのスタッフに対しては

やる気も感じられず、その存在自体に

腹が立っていました。

そしてある時、社長にそのスタッフの

ことを思いっきり愚痴り、『もう、彼女の

指導は限界ですから、異動させるか退職させて

下さい！』とあり得ない懇願をしたのです…

『自分の部下をクビにしろ』という

発言をした私に対して社長から厳しく叱責を

受けたのですが、

社長はそのスタッフを私に預けていても

解決しないと思って、結果的に他の

統括マネージャーの元に異動させました。。

その瞬間、私は悩みの種がいなくなって

内心喜んでいたのですが、その3か月後

予期せぬ事態が起こり状況は急転しました…

何が起こったのか？というと…

そのスタッフが全国1000人以上の

営業スタッフの中でTOPになったん

です…

しかも、まぐれではなくその後も

TOP10の常連として君臨し続けた

のです…

その結果が社内のお知らせで流れる度…

会議の席で彼女が表彰される姿を見る度…

私は恥ずかしくて仕方がありませんでした。

しかも、毎回社長から『お前がダメだと

レッテルを貼ったスタッフが今は全国で

トップレベルに活躍してくれている…』と

言われ…

『お前は人を見る目がない…』

『自分の物差しで相手を判断している

からダメなんだ…』

と言われるたびに、情けない気持ちも

こみ上げ、最後にはこれ以上あのスタッフが

活躍すると私のダメな所がクローズアップ

され過ぎる…という保身から

『早く、あの子辞めてくれないかなぁ~』

とまで願うようになりました。

最低ですね…（恥）

その思い出が私の中で結構な

トラウマというか戒めになり…

その事件以降は本人が退職を

申し出るまでは何があっても

私が指導を放棄しないようにしようと

決意したのです…

最初は、もうこれ以上恥ずかしく

情けない思いを繰り返したくないという

自分を守る気持ちからでしたが、

部下が育たない原因を相手ではなく

自分の引き出しを増やすチャンスと捉え

色々粘り強く接することで、最初は

ダメだった部下の芽が出ることも増えてきました。

そして、そんな育成における成功体験を

たくさん積み上げることで、自然と人の

可能性を信じ抜くことができる様に

なったのです。

昔の私の様に言うことを聞かない部下や

思い通りに動かない部下に対して

『やる気がないのなら辞めて下さい』

と切り捨てることは簡単です。

しかし、そのスタッフを辞めさせた

所で、代わりに優秀なスタッフが入社

してくる保証もありませんし…

何よりも、人不足の時代に代わりの

人材が確保できない危険性の方が高い…

その様な、雇用が厳しい環境では

スタッフを切り捨てる発想では

結果的にリーダー自身の首を絞める

ことになってしまいます。

であれば、私の恥ずかしい失敗

体験を思い出して頂いて、

『あと3か月だけ』本気で向き合って

指導してみようかな…

と思って頂き真剣に指導すれば事態は

好転する可能性も生まれるのかな…と。

人には色んなタイプが存在しますし

部下のやる気スイッチがONになる

タイミングも人それぞれ…

根気は必要ですが、私たちリーダーが

諦めずに部下の可能性を信じ抜くことで

自分自身の成長につながり、結果的に

部下の可能性を引き出すことにつなると

思いますが

あなたはどう思いますか？

育成は悩むことも多いですが

私はあなたを心から応援して

いますよ！！一緒にがんばりましょうね。

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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