【毎日更新ブログ 1016日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
人と人のつながりの中で大切な
ものっていくつかありますが…
相手に影響を与えたいと思えば
大前提として、相手にとって自分が
『味方』である。と思ってもらえている
ことが大事です。
なぜなら、人は感情で動く生き物で
あり、『何を言われるか?』よりも
『誰に言われるのか?』が大事だから。
どんなに相手のことを思って伝えても…
どんなに正しい意見であっても…
相手にとってあなたが『快』ではなく
『不快』な存在であれば受け入れられません。
この『快』・『不快』を判定する要素の
大きなものが私は『自分にとって相手が味方』
かどうか?ということだと考えています。
私の尊敬するリーダーの1人に
高知名物 屋台餃子『安兵衛』の
現場を統括する徳弘部長という方が
います。
徳弘部長は人に対して本気の熱い気持ちを
もって接することができるリーダーの1人で…
仕事に対しても厳しいので、中途半端な
仕事ぶりであったり、できる人間が手を
抜いてミスをした時などには強烈に
怒ります。
多分、みなさんの想像を超えるくらいの
熱量で怒ります(笑)
そんな厳しい徳弘部長ですが、
何十人もいる部下たちは、仕事を
辞めません。
辞めないどころか、何かの事情で
退職したスタッフの多くも、時間が
経てば会社に復帰していたり…
学生バイトで他の会社に就職して
くれたスタッフさんも、お客様として
安兵衛を利用しています。
なぜ、そんなことが起こるので
しょうか?
私はよく徳弘部長の人材育成について
スタッフさん達にもこんな質問をします。
なぜ、みんな徳弘部長の事を認め
信頼してついていっているのだと思う?と…
多くの答えは…
・部長は圧倒的な現場力があるので、
怒られても仕方がないと思う…
・いつも、見てくれているし真剣に
自分に向き合ってくれていると感じる
(スタッフの多くは人生でここまで真剣に
怒られたことがないと言います…)
・徳弘部長は怒るけど、自分たちを
見放さない
他にもいろいろあるのですが、
その中でも私が大事だな…と思ったのは…
部長は自分に対しては凄く厳しく
怒ることもあるが…
反面、何かあったとき味方となって
守ってくれる。と…
だから怒られても徳弘部長には
安心してついていくことができる…と。
これ…。凄く大事ですよね。
自分にとって、味方であり
信用して接してくれている存在
だからこそ、スタッフも信頼するのです。
これを上辺だけで、きつく叱るだけの
上司ならきっとスタッフの多くは
すぐに退職するでしょうし…
いざとなった時に、自分のことを
守ってくれない上司なんて、幻滅
ですもんね…
部下は、『ほめられる』・『叱られる』
というセリフ以前に…
『このリーダーは自分にとって
味方であるのかどうか?』
『何かミスをした時など自分たちの
ケツを拭いてくれるのかどうか?』
というリーダーの姿勢を見ています。
私たちが徳弘部長の様な
キャラクターになるのは無理が
ありますが…
私たちなりに、相手との関係性を
築く為に
・時間やお金を相手のために使って
あげる
・親身に相談にのってあげる
・仕事を丁寧に教えてあげる
・良い点をしっかりとほめてあげる
・感謝の気持ちを言葉で伝える
・相手の成長や成功を心から喜ぶ
・部下がどうすれば成長するのかを
一緒に考える
・マメに声をかけてあげる
・笑顔で元気に挨拶
・仕事以外の時間でも一緒に
過ごす機会をもつ
・何かミスをした時にはかばって
あげたり、一緒に挽回に取り組む
・部下が落ち込んでいる時や
失敗した時に精神的に孤独にしない
などなど、色んな方法で関係性を
構築していくことが可能。
信頼を築くのは長い時間がかかり
信頼を失うのは一瞬なので私たちの
覚悟も問われますが…
結果的に、部下があなたにとっても
最高の味方になってくれれば、これほど
仕事のしやすい環境はありません。
もし、部下がこちらの思い通りに
動かない。お願いしたことに対して
協力してくれないなどの困った問題が
起こった時は…
是非、部下に対する表現方法だけでなく…
部下にとってあなたが『味方』で
あると感じてもらえる様な関係性を
築くことを意識してみましょう。
私の経験上、力づくで相手を動かそう
とするよりも、結果的に早くてストレスの
ない状態を手にすることができますから。
~格言~
人は自分の味方ではない人の
意見には耳を貸さない
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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