【毎日更新ブログ 1017日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
私の人材育成における考え方は、
まず上司と部下との関係性において
『温かい関係性』を築くというのが
土台にあります。
なぜなら、これは私が認定講師を
してる『ほめ達!』で使われている
言葉ですが…
人材育成において、『ほめる』・『叱る』
よりも、大事なこととして
『何をいうか』よりも『誰がいうか』が
大事だから。
いくら相手のためを思って叱っても…
いくら正論であっても…
部下から『あなたには言われたくない』
と思われてしまっては、効果がない
どころか逆効果になってしまい、結果的に
リーダーも虚しい思いをすることがあります。
ですから、部下にとってあなたが
『誰がいうか?』の『誰』になるために
『温かい関係性』という信頼関係を築く
ことがとても大切になるのです。
その『温かい関係性』を築くための
取り組みとして、昔からご支援先の
リーダーには部下に対して
『ありがとうカード』や最近では
『やったね!シート』というものを
毎月書いてもらっています。
『ありがとうカード』はお互いの関係性を
ジワジワ温めるために非常に効果的なのですが、
昔、私のご支援先だった某居酒屋
チェーンの店長に対してありがとうカード
の効果について感想を聞いた時
こんなことを教えてくれました。
『ありがとうカードを毎月書くように
なって、約6か月。スタッフを安心して
叱れるようになりました』と…
私が『えっ?叱りやすくなったってどういう
こと?』と聞き直すと…
『昔はきつく叱った日は、スタッフが
お店を辞めるんじゃないかって凄く
不安だったし怖かったんですよね…』
また、
『スタッフの機嫌が悪くなったり
落ち込まれると面倒くさいので
叱らなければならない時に躊躇して
しまったり…』
『とにかく、思い切って叱れなくなった
ことで自分自身も凄くストレスを
感じていたんですよね…』
でも、『ありがとうカード』をきっかけに
して、『ほめる』時にはきちんと『ほめ』
『感謝』や『ねぎらい』の気持ちを伝える
時にはきちんと言葉で伝える様になってから…
『叱る』べき時にも、きちんと『叱る』ことが
出来る様になったし、部下との関係性が崩れる
不安がかなり軽減された。と…
結果、その店長のお店はスタッフの
離職もストップし、グループ15店舗の
中でもトップクラスの売上を出すことが
出来ました。
ポイントは、『ほめる』時にしっかりと
『ほめ抜く』ことができるから、『叱る』時に
思いきり『叱り抜く』ことができるということ。
普段から信頼関係を築けていない
状態では、怖くて叱ることなど
できませんし…(特に若者に対しては…)
叱っても逆効果になってリーダーが
結果的に困るだけ…
ですから、部下育成において
『上手に叱れない…』という悩みや
ストレスを感じているのであれば
まずは、最初のステップとして普段から
『ねぎらい』・『成長した点をほめる』・
『感謝の気持ち』ということを言葉で
伝えて相手との関係性を温めることが先決
です。
ほめる時にも中途半端だと叱る時にも
中途半端になりますし…
信頼関係も構築できていないのに
叱り方を学んだところで全く無駄
ですからね…
本当の信頼関係が築けていれば
多少きつく叱っても、怒っても
関係性が崩壊することはありません。
部下育成に真剣に向き合えば
ほめることも叱ることも両方大切です。
ですから、叱る時に本気で叱ることが
できるためにもまずは『ほめて認める』ことで
関係性の土台をしっかりと構築して下さいね!
株式会社店舗人材サポート
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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