店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1059日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

女子マラソンの高橋尚子さんや

有森裕子さんを育てた、小出監督が

本日（24日）お亡くなりになりました。

小出監督の功績は誰もがご存知かと

思いますが、

有森裕子さんは92年のバルセロナ五輪で

銀メダルと、96年のアトランタ五輪で

銅メダルを獲得。

そして、高橋尚子さんは2000年の

シドニー五輪で金メダルを獲得。

独自の卓越した理論で、これまでの

トレーニングの常識を覆しながら、

選手を鍛え上げ

日本女子のマラソンを世界トップレベルに

引き上げた功労者です。

そして、高橋尚子さんに対する

『ほめて育てる』という育成法は

当時では非常に珍しく、

特に、『アタックNo.1』や『巨人の星』

などのスポ根アニメにも代表される様な

『厳しさ』と『根性』の世界であった、

スポーツの世界において…

『ほめて育てる』という指導をされている

姿は、強烈な印象を受けました。

テレビで映し出される小出監督の

高橋尚子選手を『ほめちぎる』印象が

強烈だったので、

当時、店舗統括のマネージャーとして

多くの女性社員を部下に抱えていた

私は表面上だけ小出監督の真似をして

『ほめて育てる』指導にチャレンジして

みましたが、

現実は、自分が心に余裕があって

機嫌の良い時にしか部下を褒めれなかった

ので、中途半端に終わってしまった

思い出があります（恥）

小出監督の素晴らしさは、

スポーツの世界で『ほめて育てる』

ということをいち早く取り入れた

だけでなく…

選手1人1人の性格をよく見て

その人にあった、接し方や指導法を

使い分けていたことだと感じます。

その証拠に、同じ門下生なのに

高橋尚子選手に対する指導法と

有森裕子選手に対する指導法は

全く違っているように私の目に

映っていました。

『ほめて育てる』というのは

相手の耳当たりの良いことを言って

調子にのせるということでは

ありません。

まず、相手に強い関心を持ち

性格を理解した上で、その人に合った

指導をすること。

つまり、相手の存在をしっかりと

認めてあげることが『ほめて育てる』

ことの土台だと。

・選手の個性をしっかりと見極める

観察力。

・自分のスタイルに選手が合わせる

のではなく、選手のタイプによって

コミュニケーションの方法を変え

選手の可能性を引き出すことができる力

が私が小出監督が素晴らしいと

思っている点です。

人の育成には『ほめる』ことも

『叱る・注意する』ことも両方

必要ですが、ただ単に、『ほめる』

『叱る・注意する』だけでは効果は

限定的です。

部下が10人いれば、性格も十人十色。

『注意・指導』する際も、厳しく叱っても

『負けず嫌いで、悔しさを成長につなげる

ことができるタイプ』もいれば…

『自信を喪失して萎縮してしまうタイプ』

もいます。

『ほめる』・『叱る』という手法以前に

私たちは、もっと部下1人1人のことをよく

観察して

『この子にはどういう接し方が適切なのか？』

を考えてみることも大切ではないでしょうか？

と…

昔、表面的に小出監督が高橋選手を

ほめる姿のモノマネをして、部下たちから

失笑を買うだけに終わった私に教えて

あげたいです…

株式会社店舗人材サポート

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