【毎日更新ブログ 1088日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
会社の事業が軌道にのって
成長段階に入った段階で
ぶつかる壁というものが
色々あります。
これは、私が前職で勤めて
いた会社が、10数店舗から
最終的には1000店舗まで増え
名もなき企業が上場まで果たす過程
において感じた危機感や社内の変化に
基づいた経験上の話なのですが…
今日は、いくつか存在する『成長段階で
企業がぶつかる壁』の中で代表的な
ものの1つをご紹介したいと思います。
企業の成長段階においてぶつかる
壁の1つにどういうものがあるのか?
というと…
社員・アルバイトなど、働くスタッフの
『当事者意識』が薄れるという問題が
起こる確率が高まるということです。
これは、会社が大きくなりスタッフの数が
増えるにつれて、創業当初の熱意や
理念、ビジョンを共有するのが難しく
なってくるというのが大きな原因です。
また、会社運営に関して自分たちの
意見や提案できる機会がなくなり、
会社のトップが決定した方針を
『聞かされるだけ』になることが
増えるのも原因の1つです。
やはり、『上司からのトップダウン』
や『指示命令』に従う機会が多くなると
積極的な姿勢が薄れ、受け身になって
しまうのも無理が無いような気がします。
ただしこれは、会社の成長段階における
話に限らず、あなたのお店運営においても
同じことが言えるのではないでしょうか?
お店において、アルバイトさんを
巻き込みながら良いチームを作っていこう
と思えば…
アルバイトさんにもお店運営に
ただ単にスタッフとして
存在するという『参加』の姿勢ではなく
話し合いから積極的に参加して
もらうような『参画』の姿勢で
関わって頂くことが理想です。
ただ単に、店長から指示や命令を
されるだけだと、『どうせ私たちの
意見なんて店長は聞いてくれないし…』
とか、『私たちはアルバイトなんで
お店の運営のことは口出しできないし
関係ない』となってしまうんですよね…
つまり、お店の運営に関して
『他人事』と捉える様になってしまう
ということ。
では、どうすればアルバイトさん達も
自分のお店の運営に関して『自分事』と
捉える様になってもらえるのか?というと…
朝礼・店舗ミーティングなどの
機会を通じて、できる限り良いお店作りを
するための意見や提案をしてもらえる
機会を設けるということです。
『社員・アルバイトに関係なく
みんなで良いお店を作っていきたい
からどんどん提案して欲しい!』
と呼びかけ、
店舗ミーティングにも
できるだけ出席してもらう。
そして、意見をみんなで出し合いながら
納得いくまで話し合いお店で取り組む
ことを決定する。
そんな地道な取り組みの継続により
徐々にスタッフ達は『やらされている』
感覚から『自分達が運営に関わっている』
という意識に変化し『自分事になる』という
ことです。
どうしても、直接ミーティングや
朝礼に参加できない場合は、SNSの
グループなどで建設的な意見を出して
もらえる機会を設けたり、
リーダーのあなたが仕事中に意見を
求めたりするのも有効です!
最初は、なかなか具体的な意見が
出ないこともあるでしょうし、
成果が見えないこともあるかも
知れませんが、
やはり、チーム一丸となったお店を
創るためには、みんなで話し合う機会を
積極的に設けることで、みんなも納得して
働ける様になります。
今後も、意見がたくさん出るミーティングの
進め方などのポイントをブログやメルマガで
ご紹介していきますが、是非みんなで
話し合う機会作りにチャレンジして下さいね!
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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☆5~10店舗の飲食店などのサービス業を展開する会社でさらに今後10店舗~20店舗に拡大していきたい!という成長意欲の高い会社の店長教育・社員、アルバイト教育
☆私(村上)が社長の外部の右腕となりながら、店長研修・スタッフ研修、・人面談などを通じて、社長の『考えや思い』をスタッフに共有するお手伝いを行います。
会社のメンバーが一丸となるとお店のファンが増えたり、離職率低下など業績アップにつながります
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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