【毎日更新ブログ 1152日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
昨日は、多店舗展開を行う小売店の
研修を昼と夜、別の会社で2回実施させて
頂きました。
昼に続いて夜の研修も参加した
店長さんの熱意のおかげで
内容の濃い時間になりました。
そんな研修中において、
ある大ベテランの
女性店長さんからこんな
質問を頂きました。
大学生とかの若いアルバイトの
男の子が自分の店にいるんですが
いつも返事は良いのですが、態度や
行動に全く変化がないんです…と。
つまり、何かを注意しても全く改善
されない。
『何回、同じことを言わせたら
気が済ねんっ!!』
という状態ですね。
その女性店長さんは60歳くらい。
自分の子どもよりも年下の
アルバイトさんに対してどう接すれば
良いのやら…という感じでした。
そこで、私が全てを答えるよりは
他の店長さんにも聞いてみると、
良いアイデアがありそうだと
思って、
違うお店の女性店長さんに
『ご自身ではこういうケースの時
どうされているのか?』と聞いてみると…
『私は、注意だけでなく、良かった点や
がんばっている点があればそこをきちんと
ほめるように意識しています。』と…
さすが、現役の店長さん
素晴らしいアイデアですね!
人材育成において、『ほめる』・『叱る』
よりも大事なのは、『何をいうか?』
よりも『誰が言うか?』という関係性。
『人は理屈ではなく感情で動く生き物』ですから
相手がこちらの言葉を受け止めやすい様な
関係性を築くというのはとても大切だと
思います。
そして、もう1つ私からお伝えさせて
頂いたアドバイスが…
1つのことを10回注意して改善
されないなら、1つのことを10通りの
違う方法で伝えてみることに挑戦
してみてはいかがでしょうか?と…
私たちは他人をコントロールすることは
できませんので、最終的には
相手が自分で気づき行動を変えない
ことには問題は解決しない。
10通りのバリエーションの引き出しを
備えておくと、相手が気づく可能性が
高くなりますよ!と…
例えば…
厳しく伝えた方が伝わる時もあれば
優しく落ち着いて伝えた方が伝わる
時もある。
単にダメだしの様な指摘をするよりも
相手のためを思って伝えた方が伝わること
もある。
自分が注意してダメなら、人を変えて
誰かに伝えてもらった方が伝わる時も
あるし
仕事中に伝えるだけでなく、仕事が
離れたリラックスした
コミュニケーションの場で伝えた方が
伝わる時もある。
指摘をするだけよりは、なぜ必要なのか?
という意味をセットで伝えることも
有効ですもんね。
自分のいうことを素直に聞いて
くれない人に対しては、腹が立つときも
多々ありますが
他人をコントロールすることは
できませんので、変わらない相手に
対していつまでも腹を立てるよりは
自分が相手に対する接し方を変えて
みた方が結果的に早くて楽に
問題解決できる場合が多い。
言うことを聞かない部下があなたの
目の前に現れた時は、自分の指導の
引き出しを増やすチャンス!!
是非、部下との関係性を築きながら
指導の引き出しのバリエーションの
引き出しを増やすことに挑戦して
みましょうね!
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
Webサイトはこちら
☆5~10店舗の飲食店などのサービス業を展開する会社でさらに今後10店舗~20店舗に拡大していきたい!という成長意欲の高い会社の店長教育・社員、アルバイト教育
☆私(村上)が社長の外部の右腕となりながら、店長研修・スタッフ研修、・人面談などを通じて、社長の『考えや思い』をスタッフに共有するお手伝いを行います。
会社のメンバーが一丸となるとお店のファンが増えたり、離職率低下など業績アップにつながります
<無料メルマガ 毎日配信>
元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
登録はこちらまで