【毎日更新ブログ 1346日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
『あのぉ~。変な話なんですけど…』
これ、私の元部下の営業社員の男の子
の口癖なんです。
『あのぉ~。変な話なんですけど…
村上さん、仕事終わったら一緒に
飲みに行きませんか？』
『うん。いいよ！』
『でも、それのどこが
変な話やねんっ！』
そんな感じで、『変な話なんですけど』
と最初に言う割には、変な話
だったことがありません。
彼は、何かを話し出す際に必ず
『変な話なんですけど…』と言うのが
口癖になっていたのですが…
聞いてる方からすると、『？？？』
どこが変な話なの？って気になるので
話しが入ってこない時があるん
ですよね。
「変な話」という口癖は、心理的に
いうと自己主張をしたい気持ちと、
否定されるのを恐れる気持ちが
同居していることを示す口癖らしく
本人は、自分の考えはあるが
自信がなく、気弱なタイプが
多いということらしいですが。
その口癖が、彼が当時営業成績が
伸び悩んでいた原因の１つだと
感じていました。
頻繁に『変な話なんですけど…』
と言われると違和感ありますし、
結果的に変な話じゃなければ
お客様も『？？？』って気になりますもんね。
ところが、本人に確認してみると
『変な話なんですけど』の口癖は
全く無意識だったようなんです。
そこで、本人の同意を得て
営業部門の仲間で、彼の口癖を
撲滅させるプロジェクトを開始！！
口癖はその瞬間に指摘してあげないと
治りませんから、彼が『変な話なん
ですけど…』という度に、メンバーが
『変な話やったらせんとって！！』
と。
吉本新喜劇に出てくる
『邪魔するでぇ~』
『邪魔するんやったら、
帰って！！』
みたいな感じでちょっと
冗談っぽくタイムリーに
指摘をし続けていました。
すると、徐々に彼の言葉から
『変な話なんですけど…』という
口癖が消えていったんです。
これで、彼との会話に違和感を
感じることなくスッと入って
くるようになりました。
『なくて七癖』
ということわざがあるように
人には気づかなくても、色んな
癖が存在します。
社内の誰かの物まねをする時も
その人の口癖や言い方などの
癖を真似たりしますもんね(笑)
もちろん、私も色んな癖が
存在するのですが、その癖が
接客業で言えばお客様の
不快感につながっていてはダメですし
先ほどの、営業スタッフの様に
変な口癖が気になってお客様の
頭に内容が入ってこない…というのも
困ります。
でも、癖はなかなか本人では
気づかないもの。
ですから、周りの人間が本人に
伝えてあげて、みんなで気になる癖が
撲滅できるように協力しながら
タイムリーに指摘してあげる。
そんな指導も大切だと思います。
あなたが指摘される癖って
なんですか？
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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