こんにちは。サービス業で店舗展開を目指す成長意欲の高い経営者様の『外部の右腕』として、ご支援先のビジョン実現を『人(育成・チーム作り)』の面でサポートする村上 俊洋です。
いきなりですが…
『話す』と『伝わる』は別問題です。
自分が話したいことをただ単に話しても、相手にきちんと伝わらなければ意味がありません。
相手に何かを伝えたい時は、『何を伝えたいのか?』また、『どうすればうまく伝わるか?』ということを事前に少し考えてみることが『相手にきちんと伝わる』ためのポイントです。
雑談などはそれほど意識する必要はありませんが、仕事の場においての朝礼や会議の場などであなたの考えを不特定多数の人に伝える様な場合は特に準備が必要です。
準備といっても、5分か10分程度でOK!
・今日の朝礼で、みんなに何を伝えたいのか?
・伝えたい項目はいくつあるのか?(そして優先順位は?)
・伝えたい内容のポイント(重要なキーワードなど)は何か?
・何か資料などを使って説明した方が良いのかな?(必要であれば準備)
この程度を事前に考えたりメモに書きとめながら、あなたの頭の中を一度整理し、朝礼の場で話すだけで、その伝わり方は全然違ったものになります。
・伝えたい項目が複数あるなら、最初に『今日は連絡事項が何点あります』と言うだけで、聞き手は心の準備ができます。
・伝えたい大事な内容を一度頭の中で整理してみるだけで、話が脱線せずに済みます。
・予め説明資料などを準備できれば、さらに伝わり方は違ってきます。
・伝えたいことを最初に整理しておくだけで、朝礼が終わったあとに『しまった!肝心なことを伝え忘れた!!』なんてことも防げます。
ダメなパターンの典型は、何も話す内容を考えずに朝礼に突入すること
最初は、何を話そうか?(今日はあまり話すことがないな…)と悩みながら話しだしたら、ついついあれもこれも言いたくなって、話が色んな方向にそれたり、延々と続いたり…。
聞いている方からしたら結局何が重要で、何を言いたかったのかも理解できず、終わってみたら結局あまり記憶に残っていないというパターン。
話しを聞いているスタッフは、顔では話を真剣に聞いている様な表情をしていますが、頭の中では『一体、何が言いたいんだろう?』という状態に陥ってしまいます。
これは、典型的な準備不足の例です。
せっかく、リーダーの方針をみんなに伝えることができる、朝礼の場。
その貴重な機会を最大限活かすために、朝礼前にちょっとの時間で構わないので、話したい内容を整理してから伝えてみて下さい。
話し手の頭の中を整理してから伝えることによって、聞き手の理解度もアップしますよ!
※3~10店舗の飲食店などのサービス業を展開する会社でさらに今後10店舗~20店舗に拡大していきたい!という成長意欲の高い会社の店長教育・社員、アルバイト教育。
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