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【毎日更新ブログ  　834日目】

こんにちは。

 

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

 

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上 俊洋です。

 

 

今夜自宅に戻ってテレビをつけると

サッカー日本代表の試合をやって

いました。

 

 

私がテレビをつけた時は、既に後半

終了5分前のタイミングだったのですが、

ラッキーなことに日本の3点目のゴールを

決める瞬間と…

 

森保ジャパンの初陣を飾る瞬間を

観ることができました！！


森保さんおめでとうございます！！

（注：森保監督とは一切面識はありません…）

 

肝心の試合内容をゆっくり観ることは

できませんでしたが、強豪コスタリカを

相手に3点も得点し失点を0点で抑える

ことができたのは

 

 

きっと、メンバーそれぞれがきちんと

役割を果たし、連携も上手くいったのでは

ないのかな？と思います。

（実際の試合内容はどうだったのかな？）

 

 

あり得ない話しですが、

もし、森保監督が試合前に選手各自の

役割を指示せずいきなり…

 

『なぁ、みんな！！今日は俺らの初戦

やんかぁ~』

 

『俺、絶対に勝ちたいと思ってるねん！！

そやから、全力でみんなで守って

みんなで攻めような！！』

（森保監督は長崎出身らしいですが勝手に大阪弁に変換）

 

なんて、おバカな指示を出していたと

すると、どうなっていたでしょうか？

 

 

きっと、メンバーそれぞれが役割や

責任を負っていないチームは

良い結果に結び付かないですよね…

 

 

そんなの当たり前ですよね！！

 

 

バカみたいな例えをしてごめんなさいね！！

 


 

でも…

 

 

実際の私たちのお店で監督の立場である

あなたは、スタッフ各自に役割を与えずに

いきなりこんな風な指示を出して

しまっていることはないでしょうか？

 

 

『明日から入ってくる新人はみんなで

育てるんだぞぉ~！！』

 

 

『とにかくメンバー一丸で

今日の売上目標を達成しような！！』

 

 

と…。

 

 

さて…

 

 

 

あなたは、ドイツの心理学者のリンゲルマン

という人の『綱引き実験』

という話しをご存知でしょうか？

 

『綱引き実験』というのは…

 

１本のロープをたった１人が

引っ張った時に１００の力が

出せていたとします。

 

今度は、１本のロープを先ほどと同様に

２人が引っ張った時、１人当たりの力は

どれくらいになっているでしょうか？？

 

 

なんと、９３の力しか出せていないん

です…

 

そして…

 

３人になると８５。

 

８人で１本のロープを引っ張ると

１人当たりの力は４９…

 

メンバーが多くなればなるほど、

一人当たりの力は弱くなっている訳です。

 

これを『社会的手抜き』の現象と

よんでいます。
要は、『私がやらなくても

他の人が何とかしてくれる

だろう』っていうことです。

 

 

ではどうすれば良いのか？

 

『みんなでがんばろう！！』という号令を

かける前に、簡単に言うと、『担当』を

決めて個別の役割とやり方を明確にし、

合わせて評価を行ってあげることです。

 

 

例えば、新人指導であれば、育成担当者を

任命し役割とやり方を伝えてあげて…

 

その指導法などをフィードバックして

あげるということですね！！

 

 

いきなり『みんなでがんばろう！！』

では、メンバーの中に無関心や手抜きを

する現状が発生する危険性が高い！！

 

 

是非、号令をかける前に

それぞれに役割と責任を与えましょうね！