【毎日更新ブログ 1028日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
昨夜、自宅近くのセブンイレブン
で晩ごはんを買って、レンジで温めて
もらっていました。
お弁当が温め終わるまでの間、私の
レジを担当してくれた大学生の男の子
と軽く雑談しながら待っていると…
隣のレジを担当していた高校生の
女の子に、お客様のおばさんが歩み寄って
助けを求めていたのです。
おばさんは、何を困っていたかと
いうと…
コピー機の使い方で、どうやら
『拡大コピー』のやり方が
分からなかった様です。
助けを求められた、高校生の
女の子は凄く自信なさげな視線を
私の担当してくれている男の子に
投げかけながらもコピー機の元に
行きますが…
かなり手探りの状態でコピー機を
操作していて相当危うい感じ…
見るに見みかねて、私がコピー機の
所に行って操作をしてあげようと
したら、私を担当してくれていた
大学生の男の子が飛んできて
『ありがとうございます！僕が
対応しますので…』
と私にお礼を言って、おばさんのサポートを
スタート。
私は、高校生の女の子と一緒に
レジまで戻って、お弁当を受け取り
ながら、その女の子に対して…
『普段、コピーなんてしないから
分からないよね…』というと、
その女の子も…
『そうなんです…。私、コピーなんて
しないから…』としょんぼりした感じで
一言もらしていました。
そうしている時に、大学生の男の子が
コピー機のサポートが終わり、レジに
戻ってきたのですが、私にお礼を言って
頂いた後は、2人はまた別々に作業を
開始しました。
ここで、私が惜しいなって思った
ポイントが１つ…
せっかく、業務を把握している
頼もしい男の子なんだから、
助けてあげたついでに、女の子に
コピー機の使い方を教えてあげたら
最高だったんだけどな…と。
もちろん、店長でもリーダでもない
その学生バイトの男の子に
非がある訳ではありませんし…
そんな発想全くなかったと
思いますが…。
コンビニでお客様からコピー機の
使い方を聞かれるなんて日常茶飯事のこと
女の子は、コピー機の使い方が
分からない為に、コピー機に対して
苦手意識を持っていて、明らかに
避けている。
こんな状態だったら、今回は助かっても
また、今後同じようなことがあれば
都度都度、彼女は困るだろうな…と。
もっと、根本的なことを言えば、
その女の子が普段、コピーをするしないに
関係なく、お店の基本的なサービスに
ついては理解しておかないと困りますからね。
困った人がいた場合、その場で自分が
対応してあげることで助けてあげることは
大事なことです。
でも、ただ単に代わりに対応して
あげるだけでは、相手は都度誰かを
頼ってしまい自分で行動できなくなる…
ですから、緊急時は別にして、その子や
お店の今後のことを考えて、『やり方』
をきちんと指導してあげると、その子は
苦手意識を払拭し自分でできるようになります。
よく、教育の世界で『魚を与えるのではなく、
魚の釣り方を教えよ！』という言葉を耳に
しますが…
スタッフが何か日常業務で分からない
ことがあった場合は、ただ単に代わりに
やってあげるだけでなく…
そのついでに、きちんとやり方を
教えてあげると、今後お互いにとって
為になるし、結果的に楽になるのでは
ないでしょうか？
スタッフの分からない業務が発覚した
段階で1回教えてあげると、次から何度も
質問されたり、助けを求められることも
減りますからね。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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