店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1064日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

私のご支援先の多くでは

リーダーの人材育成能力や

人間力向上を目的として

『村上流　ありがとうカード』や

『やったね！シート』というものを

活用しています。

各店長達が、毎月1回自分のお店の

全アルバイトさんに対して、感謝

する点や、期待する点を書いて、

給料袋に同封するシートなのですが

色んな会社でこの取り組みを続けていると、

『部下を自分自身のファンにしながら

上手に育てることができる店長』には

ある共通点があることが分かりました。

今日は、ある店長のエピソードを

交えながら、その特徴の１つをご紹介

させて頂きますね！

その店長は、約5年前まで3年間ご支援

させて頂いていた某飲食チェーンの

大規模店舗の運営を任されていた店長さんでした。

正確な数字は忘れてしまいましたが

確か、そのお店の月間売り上げは

約3000万円で、所属するアルバイトさんも

70名程いたと思います。

そのお店では、店長さんの右腕的な

社員の方が4名いらっしゃったので、

私は、リーダークラスの方で手分けして

アルバイトさん全員に『ありがとうカード』

を作成しましょう！と提案していたのですが、

翌月そのご支援先に訪問してみると

各リーダーさん達が、手分けして

全アルバイトさんの『ありがとうカード』

を書いていただけでなく…

店長さんは、自分の意志で1人で

全アルバイトさん70名に対して

『ありがとうカード』を書いていたのです。

私は、ビックリしてその店長さんに

『店長！忙しいのに大丈夫なんですか？』

『毎月、コツコツ継続していく取り組み

ですから、他の業務に支障がないように

無理はしないで下さいね！』

とお伝えしました。

すると、その店長さんは…

『このカードを書くというきっかけを

もらって、改めて1人1人の仕事ぶりや

存在の大きさに気づく機会になりました！』

『最初は、私もリーダーで手分けして

15人くらいに書こうと思っていたのですが』

『書いていくうちに、1人1人のアルバイトさん

に本当に支えてもらっているな…』、

『この1人1人が欠けたらお店の運営は

出来ないんだな…』という感謝の気持ちとか

『最近、全然話ができておらず、

仕事ぶりなどを全く把握できて

いないアルバイトさんがいるな…』

という思いが湧いてきて…

自分自身の成長のためにも、

自分自身の考えをみんなに知って

もらって応援してもらうためにも、

『全員に毎月書かせてもらおう！』と決めたんです。

このカードを書くためには、アルバイトさんの

状況を把握していないと書けないので、

スタッフのことを『良く見る』きっかけにも

なりますし…

何より、店長としての能力や人間力が

高まると思うので、

『今後も毎月書かせてもらいます！』

と…

そして、私がご支援している間、

本当に毎月、全スタッフさんに対して

『ありがとうカード』を書き続けられて

いました。

そのお店は、中国人などの外国人

アルバイトさんなどもたくさんいたのですが

研修中に店長からの『ありがとうカード』を

読みながら号泣していたスタッフもたくさん

いて、

店長との関係性が日に日に強まっていくのを

感じることができました。

元々、その店長はその会社の社長を

目指したいというくらいに意欲の高い

方だったというのもありますが…

忙しい中、部下の為にありがとうカードを

『書いてあげている』という発想ではなく

お店や自分自身の成長のために、ありがとうカード

を『書かせて頂いている』という気持ちで

思えるのは本当に素晴らしいと感じたんですよね！

私が人間力の高く、成功され続けている

リーダーの方々とお話させて頂く中で、

素晴らしいと感じる『言葉づかい』があります。

それは…

『~させて頂いている』

というフレーズ。

『~してあげる』、『~してやっている』

とか『~している』という表現ではなく、

『~させて頂いている』という表現。

この２つは、ほんの少しの違いに見える

かも知れませんが、『~させて頂く』という

表現を使うと、愛情や感謝の気持が湧きあがって

きて好循環が生まれだすんですよね。

例えば…

『誰かにプレゼントをしてあげる』では

なく『プレゼントをさせて頂いている』と

思うだけで、その人の存在に対する感謝の

気持ちが湧いて来たり、プレゼント選びも

楽しくなりますし…

『仕事をしている』と表現するより

『仕事をさせてもらっている』と表現した

方が、前向きな気持ちで仕事に取り組む

ことができます。

人は、感謝の気持ちを忘れると

傲慢になったり、不平不満を相手にぶつける

様になったりで、相手との関係性を

破壊しはじめます。

そもそも、人材育成は人の成長に関わる

人間が一番成長させてもらえるもの。

『当たり前』と錯覚して、感謝の気持ちを

忘れ、大切なものを失って初めて後悔する

ことが無いように、

『~させて頂いている』という表現を

意識したいですね！

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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☆5～10店舗の飲食店などのサービス業を展開する会社でさらに今後10店舗～20店舗に拡大していきたい！という成長意欲の高い会社の店長教育・社員、アルバイト教育

☆私（村上）が社長の外部の右腕となりながら、店長研修・スタッフ研修、・人面談などを通じて、社長の『考えや思い』をスタッフに共有するお手伝いを行います。

会社のメンバーが一丸となるとお店のファンが増えたり、離職率低下など業績アップにつながります