【毎日更新ブログ 1109日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
今日は昨日の続きで
『職場環境を整えても
部下のやる気は上がらない②』
です。
(昨日のブログはこちら)
昨日は、アメリカの臨床心理学者
フレデリック・ハーズバーグ氏の
提唱した『2要因理論』のさわりを
ご紹介しましたが
今日は具体的にお伝えしたいと
思います。
『2要因理論』とは、
人間は2組の欲求を持っている
という考えで
①衛生理論
②動機づけ要因
の2つの独立した要因に
分類したものです。
①衛生理論とは
意欲を減退させない、不快を
回避したいという欲求
衛生要因となるのは、
仕事における環境面で
例えば、『会社の方針』や
『作業環境』、『給与』など。
②動機づけ要因とは
人間として成長し、自己実現を
したいという欲求です。
動機づけ要因となるのは
仕事における意欲につながる
もので、例えば、『達成』、『承認』、
『昇進』、『責任と権限委譲』
などです。
①衛生要因が満たされていなければ
人は不満足を感じる。でも、これが
満たされたからといって、必ずしも
『やる気』が引き起こされるわけではない。
②動機づけ要因は満たされていなくても
不満足にならないが、これが満たされると
『やる気』へとつながっていく。
つまり、この2つの要因がもたらす
効果は、大きな違いがあると
いうことで…
職場の環境や休日、勤務時間
などの『衛生要因』は整備されて
いなければ部下の不満につながって
いきますが…
満たされたからといって、
『やる気アップ』につながるとは
限らない。
だから、
『衛生要因』を整える努力を
しながらも、『やる気アップ』に
つながる『動機づけ要因』を満たす
ための
個人の目標を自分で設定して達成感を
感じてもらえる取り組みをしたり
上司や周りの人たちから
『ほめられたり』・『感謝されたり』・
『ねぎらいの言葉』をかけられたり
承認される環境があったり
何かの仕事を任されて挑戦
する機会を与えられたり
という『両方の要因』に
アプローチすることが
人や組織を活性化させるために
大切だということですね!
せっかく、あなたが『衛生要因』
を整えようとしても、それだけ
になってしまっていては、効果は
限定的でもったいないですし、
『動機づけ要因』に熱心になって
いても、『衛生要因』が解消されて
いなければ部下は不満を抱きます。
是非、あなたの取り組みの努力が
報われる様に、会社の取り組みが
両面を満たすものになっているかを
是非チェックしてみてくださいね!
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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