【毎日更新ブログ 1166日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
昔、私は47店舗をまとめる統括
マネージャーという立場で仕事を
していました。
しかし、現実には自分が抱える店舗数に
自分の能力が追い付かず、与えられた役割を
十分に果たすことができずに苦しんできた
経験があります。
その時、私が呪縛に囚われていたのが…
『自分は完璧でなければならない』
という考え方でした。
実力が足りていないのに、完璧
を演じようとするので…
『分からない』、『できない』、
『失敗した』ということをスタッフに
悟られるのを恐れていたのです。
これがバレると、上司としての威厳が
ますますなくなると思っていたのかも
知れません…
ちょっと、客観的に考えたら
完璧な人間などこの世の中に存在
しないし、
人間だったら『失敗すること』
も『分からない』こともあって当然
なのに変ですよね…(苦笑)
しかし、現実に私はその『完璧で
なければならない病』にかかってしまい
自分が何か失敗しても、スタッフには素直に
『ごめんなさい』と言えずに見え透いた
言い訳をしたり、虚勢をはったり…
自分で完璧に仕事をこなさないと
いけないと思っていたので、部下に
『お願い。手伝って欲しい。』の一言
も言えなかったのです。
そんな状態で、立場と権力を盾に
部下に接し、指示命令を繰り返して
いたので、部下たちの心は急激に私から
離れてしまいました。
そんな時、私を助けてくれたのが
右腕として支えてくれたMくんと
いう人間の存在でした。
彼は、私と部下とのパイプ役を
果たしてくれながら関係性を上手く
つなぎとめてくれたり、
組織として上手く機能していない点を
解消するために、部下たちを巻き込んでくれ、
協力体制を築きながら上手くいくように
働きかけてくれたのです。
彼の存在のおかげで私は精神的に
非常にラクになり大変助かったの
ですが、ふと『どうして彼が私を
献身的にサポートしてくれたのか?』
が気になって
先日、Mくんと会って食事をして
いる時に質問してみました。
すると彼は、いくつか理由を挙げて
くれたのですが、その1つが…
『村上さんがしっかりと理想をもって
いたこと。』
『しかし、その理想に対して全然
うまくいっていないという現実を
素直に認め、協力をお願いしてくれたから』
と言ってくれたのです。
自分が出来ていない点を素直に
認め
素直に謝罪し、前に進もうとする
姿勢をみせる
そして、みんなにも協力を
お願いする。
そんな姿勢を示すことが常に完璧で
あるように見せることよりも大切だと
いうことに気づきました。
店長やリーダーといえども人間ですから
間違いや失敗もあります。
大切なのは完璧に見せることではなく
完璧を目指して日々謙虚に行動して
いくこと。
人不足の時代、いきなり店長に
抜擢されて実力不足で苦しんで
いる店長も多いかと思います。
もし、あなたが『完璧でなければ
いけない』という呪縛にかかって
悪循環にはまっていれば…
是非、私の失敗から得た気づきを
活用してみてくださいね!
心から応援しています。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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