店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1280日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

昨夜、大阪でのご支援が終了し

そのまま羽田に向かうために

伊丹空港へ。

搭乗予定の飛行機は20時20分発の

ANA便。

伊丹空港に着き、まだ1時間以上

余裕があったので、ラウンジで

仕事をしながら搭乗時間を待って

いると空港内に飛行機遅延の

アナウンスが…

『20時20分発の羽田空港行きの

使用機到着遅れのため、現時点で

約10分の遅れが予想されます。』

『なお、伊丹空港運用制限時間が

21時ですので、さらなる遅延が発生

した場合は、欠航となります。

ご了承くださいませ…』と…。

今から新大阪に向かって新幹線で

東京に向かっても良かったのですが

私は明日の始発に変更しても問題

なかったのでそのまま伊丹空港に

待機。

運命をANAにゆだねることに

しました。（大げさ…）

その後、再度アナウンスがあり、

『到着がさらに遅れて、搭乗可能

時間が20時20分頃になる予定です。』

『20時40分までに全てのお客様の

搭乗と着席が確認でき、飛行機の

ドアが閉まらなければ欠航となります。』

私は『搭乗予定者は、約300名。

20分以内で全員が搭乗を完了し

着席できるのか？？？』

と思いながら、搭乗口付近に行くと、

スタッフのみなさんがたくさん集まって

打ち合わせ中。

恐らくですが、20時20分発の飛行機は

時々、こういうことがあるんだろうな

と思いますが、段取りと各スタッフの

役割を話し合っておられました。

その後、スタッフさんの打ち合わせが

終了。

再度、アナウンスで『20時40分までに

搭乗が完了しなれば、この飛行機は

欠航となります。』

『まずは、後部座席のお客様から

搭乗頂きます。30列目から40列目の

方、至急最前方にお並び下さい。』

『続きまして、20列目から30列目

の方はその後ろにお並び下さい。』

『運用制限時間が迫っておりますので

みなさまのご協力をお願い致します！』

すると、乗客のみなさん、いつも見たこと

ないくらいに、無言でテキパキ整列。

まるで、小学校が運動会や体育の時間に

整列する様な感じのテキパキぶり（笑）。

搭乗が始まっても、みんなの協力ぶりが

半端なくすごい！！

『機内で荷物の収納にモタモタしている

人がいない…』

平日の伊丹からの羽田便はビジネス利用の

方が多く、みなさん飛行機に慣れている

ということもありますが、そのテキパキ

ぶりは圧巻でした。

そして、300人が搭乗を完了し、なんと

15分後にドアがクローズ！！

20時40分に離陸に向けて動き出し、

その後、無事21時までに伊丹空港を

出発することができたのです。

みんな無言でしたが、スタッフ、

CAさん、乗客の一体感と達成感が

凄かった。

みんなのチームワークの勝利でした！

私の隣に座ったご夫婦は、羽田空港から

そのまま国際線に乗り継いで

ヨーロッパ旅行に向かう予定だった

らしく、

『欠航になったらどうしよう…』

と心配されていたので、本当に

良かったです。

この乗客のみなさんのテキパキした

協力ぶりをみながら私は感じました…。

みんな『自分事』になると受け身ではなく

真剣になれるんだな…と。

自分がテキパキと搭乗に協力することで

得られるメリットと、モタモタしていた

場合に欠航となるデメリットが明確だと

300人がこんなに真剣になって動くんだと…。

これは、部下に『受け身』や『他人事』

の様な感じではなく、『自分事』として

仕事に挑んでもらいたいと思っている

リーダーにも使えそうな考えだな…と。

私たちが仕事で成果を出すことに

よって、得られるメリットをビジョン

としてしっかり語ること。

さらに…

会社が成長、発展することで働く

社員にとって、どんなメリットが

あるのか？を情報共有することの

大切さ。

自分たちの仕事の成果が自分たちに

どれだけ影響するのか？ということを

リアルに感じることができれば、仕事に

向かう姿勢や意識にも変化が表れます。

こういうことはリーダーからみたら

『当たり前』に分かっている事でも

スタッフレベルでは分かっていない事

が多いもの。

是非、会社のビジョンや将来像を

語る時、スタッフ達においてどんな

メリットがあるのか？ということも

合わせて伝えてあげて下さいね。

そうすると、リアルに伝わり

『自分事』として仕事をして

もらえることが増えますよ！！

注意点としては…

『このまま売上が下がれば

ボーナスが出なくなるぞ！

お店の存続が厳しくなるぞ！』

という危機感の共有はできれば

会社の幹部クラスのリーダーだけ。

せめて店長レベルくらいまでに

留めた方が良いと思います。

スタッフレベルまで危機感をきちんと

共有することは難しく、単にビビらせて

しまうだけでモチベーションダウンに

つながることがありますからね。

どちらにしても、一緒に働く仲間が

得られるメリットをしっかりと

共有することはとても大事だと

改めて感じた夜でした。

ナイスチームワーク♪

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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