【毎日更新ブログ 1137日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
人には『気が利くタイプ』と
『気が利かないタイプ』が
存在します。
『気が利くタイプ』つまり
『想像力が働くタイプ』と
いう人というのは例えば…
１を言えば10理解してくれる
本当に有り難いタイプ。
反対に『気が利かないタイプ』
つまり『想像力が欠けているタイプ』
というのは、10を言って、やっと
1理解してくれるタイプ。のことです。
『想像力が働くタイプ』の人は
例えば、会社のメンバーで忘年会
をしようと思った時に…
私が『今年も、みんなで忘年会しようと
思うんだけど…』と部下に伝えただけで…
部下：『おぉ！いいですね！もうお店は
決まっていますか？』
『もし、まだなら私がセッティング
しましょうか？』と申し出てくれ
・参加者の食べ物の好き嫌いに
配慮したり
・予算や忘年会の目的に合った、
雰囲気のお店を考えてくれたり
・参加対象者にもれなく忘年会の
日程などを連絡してくれたり
・お店にも事前に予約を入れてくれて
万が一の人数の変更にも対応して
もらえるか？を確認してくれていたり
・配席に工夫したり、何か盛り上がる
内容を考えてくれたり
・忘年会が盛り上がって、2次会に
行こうという流れになった時のことを
想定して、1次会の近くのお店を
ピックアップしてくれていたり
まぁ、少なくてもこれくらいは
気をまわしてもらえるものです。
しかし、『想像力が欠けているタイプ』
というのは…
私が『今年も、みんなで忘年会しようと
思うんだけど…』と某リーダーに伝えても…
部下：『やったぁ！！楽しみですね！』
私：『…』
部下：『…』
私：『お前、リーダーやねんから
セッティングしましょうか？くらいの
こと言えよ（怒）』
とこんな感じになってしまう（苦笑）。
あなたの部下はどちらのタイプが
多いですか？
後者の、『想像力が欠けているタイプ』
には『もっと気を利かせろよ！』と
思うものの…
そんな精神的な指摘をしたところで
『想像力が欠けているタイプ』に
伝わる訳もなく、同じイライラを繰り返す
だけ。
では、こういった『想像力に欠けるタイプ』
の部下にどういう風に指導すれば良いのか？
というと…
行動レベルで指示（または依頼）をする
ということです。
例えば、先ほどの例であれば…
今年も忘年会をやろうと思って
るんだけど、リーダーの君に
幹事役をお願いしたいと思ってるん
だけどOK？
店は、会社の近くで、仕事終わりの
18時半スタート。予算は会社が支給する
けど、1人4,000円くらいまで。
あまり、大学生とかがたくさんいそうな
賑やかすぎるお店は避けて、できれば
テーブルが離れずにみんなで一か所に
座れるようなお店で選んでくれる？
それと、みんなに嫌いな食べ物が
ないか？を確認してね！
あと、みんなが座る席はできれば
普段、あまり話したことが無い人と
話せるように振り分けてね！
という感じで。
面倒くさいと思われるかも知れません
が、『想像力が欠けている』タイプを
『想像力が働くタイプ』に育てていこうと
思ったら
まず、10を伝えて10理解させる。
それを繰り返しながら、徐々に
9を伝えて、10理解してもらう。
次に、8伝えて10理解してもらう
という様にステップを踏むことが
大切です。
これを繰り返していけば、全ての
ことに臨機応変には対応できないまでも
経験したことや似たようなケースは
学習能力が働いて少しずつ
『想像力が働くタイプ』に進化します。
『想像力が欠けているタイプ』に
『もっと気を利かせろよ！』というのは
単なる指摘であって指導ではありません。
是非、『気が利く人間』に育てるために
少しずつ、あなたのノウハウを具体的に
伝授してあげて下さいね！
結果的に、それがあなたのストレスを
軽減させることにつながりますからね！
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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