店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1379日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

昨日から某コンビニチェーンの

リーダー研修を行っています。

その企業様は、現在コロナウィルスの

問題により、大人数の会議やミーティング

などは全て中止とされているようですが

研修を私と一緒に企画している

元伝説の店長であった教育担当のリーダーと

事業部長様達が、

社長に対して…

『今、必要な研修ですから

環境面に十分な配慮をした上で

実施させてほしい』

とお願いして頂き、実施することが

可能になりました。

スケジュール通りに行うことが

できた研修の裏側に、みなさんの

多大なご尽力があったと知り

さらに気持ちを込めて価値ある

時間にせねば…と気を引き締めました。

研修自体は、時間を少し短縮し

私と伝説の店長のレクチャーだけに

カリキュラムを絞って

参加人数を小分けにし

参加者全員マスク着用し

部屋の換気をマメに行いながら

座席も距離を開けて着席して

実施。

そして私たち講師も…

マスク着用で研修を実施

させて頂くという体制で

行いました。

初日は、マスク越しに全力で

話しをし続けたために、酸欠に

なってしまい、

研修が終わった後は頭痛が

止まらなかったのですが

今日は慣れたのか全然平気でした。

そして、私が担当するパートの前に

行われた伝説の店長のレクチャーを

聞かせて頂いていたのですが、

さすが！と思える内容でした。

コンビニは住宅街・大都市の

オフィス街、駅なかなど色んな

立地にお店がありますが…

お店の立地によっては、今回の

コロナの影響を多大に受けている

店舗も存在します。

そんなピンチな状況の中で

元伝説の店長が話された内容は…

現在、力をいれるべき売れ筋商品を

具体的な商品名とともに指示。

その商品をどれくらい在庫を

抱えておけば、売り切れを

起こさずに済むのか？という

発注数の目安を分かりやすい公式に

当てはめて指示。

売り場の改善点と注意点を具体的に

指示。

接客面での指示。

とにかく、トップダウンで具体的に

あれやりなさい

これやりなさい

と精神論ではなく、

売り上げアップにつながる

具体的な指示をされていました。

そして、最後に…

『コロナを言い訳にして思考停止

にならないように…』

『この状況において売上や

お客様満足度アップに向けて、

大した具体的な行動もせずに

暗い顔して

「仕事してますアピール」とか

本当にいらんからな…』と。

環境が悪くなった時は

具体的に何かを取り組んでいるお店と

何もしていないお店には大きな差が

つくぞ！！

今日出した指示は明日以降絶対に

やり抜くように。と念を押されて

いました。

緊急事態の際はトップダウン

で具体的な指示を出す。

私はこれは鉄則だと考えています。

もちろん、平常時などは部下が

自発的に考えて動いてくれることが

望ましいのですが…

経営危機ともいえる大きな

ピンチに直面した時、または

大きな災害に襲われたとき…

部下が自分で考えて動くのを

待っていたら取り返しがつかないことに

発展するケースもあります。

また、部下はどうしても経営者と

比べると危機感の温度も違いますし、

情報格差によって判断力も劣るので

まず緊急時に必要なのは

経営者やリーダーから

トップダウンで部下に具体的な指示を

出すということです。

そのうえで、今回のような外部環境

による売り上げ低迷については、

スタッフたちにどんどんアイデアを

出してもらって実行するということが

望ましいかと。

今、飲食店やサービス業を取り巻く

環境は厳しいものがありますが。

その状況を打開するために、

どういう取り組みを具体的にしている

のか？という点で見ると

やっている会社（お店）とやれていない

会社（お店）に大きな差があると思います。

また、多店舗展開している会社などは

店長によっても危機感の温度は

異なります。

もちろん、会社やお店によって

深刻度は違うと思うので一概には

言えませんが、もし売り上げの打撃が

大きく困っている場合は

・お弁当の販売や期間限定でも

出前や宅配を始めてみる

・団体客が見込めなければおひとり様

向けのサービスを考える

・3月、4月の売上が見込めそうに

ないなら、5月以降のイベント企画を

今のうちからたくさん考え、他の月で

少しでも挽回することを考える

・商品開発

・接客や清掃面の見直し

・スタッフ教育

などなど…。

出来る限りのことを具体的に考えて

どんどん実行に移していきましょう。

その努力がきっとお店や会社の

地力アップにつながり

外部環境が回復した時に、

今までの以上の売上を叩き出せる

力をつけるチャンスになると思います。

もうだめだ…と思っても実は打ち手は

たくさん残っているものです。

不安になって思考停止になるのでは

なく、みんなでどんどんと動いて

いきましょうね！！

私もがんばります…

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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