【毎日更新ブログ 1392日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
今朝、出張先のホテルで支度を
しながらテレビをつけていると
マスクを製造している会社が
取り上げられていました。
『マスク』という言葉に反応して
少しテレビを観ていると、取り上げられて
いたのは、福島県の二本松市にある
『富樫縫製』という会社でした。
『富樫縫製』は、普段は水着を
主に製造販売している会社なのですが
マスク不足が深刻になっていることで
経済産業省から『マスクを作って
もらえないか？』という打診が
あったようです。
しかし…
これまで、マスクなど作った
こともないし、材料も手に入らない
という理由で社長は一旦断りを
入れたらしいのですが
職員のみなさんが、『地元の
人たちもマスクがなくて困って
いるからマスク作りに挑戦して
みましょう！』
という意見が出て、挑戦を始めた
みたいです。
『富樫縫製』のマスクの
ホームページ
まずは、マスクの生地をどうする
のか？という点について…
悩んだ結果、中国からの原材料輸入が
滞り、この夏用の水着が作れなく
なったことで廃棄予定だった生地を
使えないか？というアイデアが生まれました。
そして、マスクの設計や製法を
考え、なんとたった5日間で試作に成功！！
女性用の水着の生地を使って
いるので、デザインは
可愛らしくてカラフル。
水着だから生地は伸縮性が
あって、耳回りも痛くならない。
そして、安定感のある着け心地。
さらに、水着作りの技術も活かして
マスクの内側にポケットを付ける
ことで、ガーゼやキッチンペーパー
をいれることでマスクの効果が発揮
されるということです。
（医療用としてはどうか分かりませんが）
値段は１つ500円（税込み）
何度も洗って使えることを
考えたらリーズナブルですよね。
今、現在この会社はマスクの製造を
全力で取り組むとともに。
『世の中の困っている人たちに
役立つことができる！』ということで、
職員のみなさんがこれまでにないくらいに
一丸となっているということです。
経営コンサルタントの福島正伸さんが
人は制約条件のなかでこそ、
成長する
とおっしゃっていますが…
マスク不足という世の中の
問題が、『富樫縫製』のマスク
製法の技術を高め
生地が不足しているという問題が
水着の生地を活用するという
アイデアになり
世の中の役に立つという取り組みが
職員の士気を高め、チーム一丸を
生み出している。
これ、最初に経済産業省から
打診があったときに
『うちはマスクなんて作った
ことがありませんので無理です』
『生地が足りないのでマスクを
作るのは不可能です』
とあきらめていたら実現できな
かったことですからね。
やはり、どんな状況においても
『策は必ずある』と信じて
みんなでアイデアを出し合うことは
凄く大切だと思いました。
また、こんなピンチな時だからこそ
1人で悩んで考え込んでいるのではなく
どんどん色んな人から情報収集を行う
ということも大事。
『富樫縫製』さんの素晴らしい
取り組みに勇気を頂きながら、
私自身も、
この状況があったからこそ
大きく飛躍することができた
と数年後思えるように
がんばります！
そして、こんな時だからこそ
経営者の仲間と会い、情報交換を
積極的に行いたいと思います。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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