【毎日更新ブログ 1373日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
連日、どこかの会社やお店で
新型コロナウィルスの感染者が
見つかったというニュースが流れ
そのお店は営業を中止。
感染したスタッフだけでなく、
一緒に働いていたスタッフ達も
自宅待機という指示が出されて
います。
まぁ、このウィルスの正体が
見つかっていない不気味さと
感染を全力で抑えたいという
今の時期を考えれば、
当たり前の対応のように
思えるのですが…
世の中にお店や会社名を
公表して2週間営業をストップ
する。
そして、感染してしまったスタッフ
だけでなく、関りのあるスタッフ全員
も休ませるという決断をされるのは、
『人として…』という基準は別にして
その会社の目先の経済的な損失は大きく…
大変なご決断だと思います。
（特に小さな規模の会社やお店では…）
このウィルスに感染するのは
現在では、特に過失がなく
日常生活をしているだけでも
感染してしまうリスクがあるので
どうか、正直に公表した会社や
お店が風評被害を受けることなく
逆に信用に値するお店として
世の中から称賛され、営業再開後は
国からも消費者からも応援されますように。
さて…
ビジネスの世界では、『報告・
連絡・相談』、略して
『ホウ・レン・ソウ』が大事だと
教えられます。
そして、特に『報告』の中でも
『マイナス報告』ほど早く報告
する様にと指導されます。
しかし…
自分の失敗によって発生した
損失や、苦情などの『マイナス報告』
は怒られたり評価をさげたくないという
自己保身の気持ちが働いて
事実を隠したい…
または
モヤモヤしたまま、報告の
タイミングが遅くなる…
ということも起こります。
マイナス報告と言えば、私の前職時代に
尊敬していた上司がいつもこんな風に
言っていたことを思い出します。
『トラブルではなく』
『ネコブル』の時に
報告してな！』と。
要は…
『トラの様に大きく危険な
状態でなく』
『ネコ』の様に小さくて
可愛い時に報告して欲しいと…
実際に、その上司は人間が出来て
いる方だったので、マイナス報告を
しても、そのタイミングでは感情的に
ならず私の報告を聞いて下さり
事実を冷静に把握したうえで
対応の判断されていました。
その後、チクッと注意をされることも
ありましたが、報告を早くしたことに
関しては…
『失敗は誰にでもあるから
マイナス報告をきちんとして
くれる人間は信用できる』と
ほめて頂くこともありました。
どれだけ、一生懸命に仕事を
していたとしても、失敗や
ミスは発生するもの。
また、どれだけ注意をしていても
クレームやトラブルは発生して
しまうもの。
そんな時に、発生したトラブルや
ミスを隠していると、後々取り返しの
つかない問題に発展することもある。
組織にとって致命的な問題に
発展していくのは、大体
ミスしたことよりも、
事実を隠したり、ごまかそうと
いう不誠実な姿勢ですからね。
部下からの報告がきちんと
上がってこないのは、部下の
責任だけでなく、上司の態度や
接し方に問題があるとよく言われますが
マイナスの事実が隠されているうちに
事態が大きくなって収集つかなくなる。
そして、上司のストレスも大きく膨らむ
というような事態をさけるためにも
部下がマイナス報告をしやすい
雰囲気作りは必要ですね。
マイナス報告がきちんと
タイムリーにあがってくるという
ことは、部下からあなたが信用されて
いる証ではないでしょうか？
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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