店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1458日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

私は大学を卒業後、会社更生法を申請して
倒産するまでの17年間、株式会社NOVAに
勤務しておりました。

今も、語学スクールのNOVAは存在しますが
経営母体が全く違います。

NOVAは、私が入社した当時は関西圏と関東圏を
合わせて10数店舗しかない規模で、知名度は
あっても大きな規模の会社がない語学スクール
業界でも5番以内にも入っていない小さな会社でした。

そんな小さな会社でも『NOVAスピリッツ』という
理念や行動指針をまとめたものがあり、その中の
１つに…

『未来は自分たちでつくるもの』

という言葉がありました。
現状の延長戦で物事を考えるのではなく、
未来を想像しながら

・将来、どんな会社にしたいのか？

・将来、どんな社会にしたいのか？

をまず最初に決めて、そのために何をすべきか？を
逆算して考え、行動するという考え方です。

恐らく、松下幸之助さんやスティーブジョブズさん
をはじめ、時代を創ってきたリーダーたちも
その様な発想であったと思います。

NOVAが出来た、1980年頃の日本の語学スクール
（個人経営は除く）というのは、専門学校の様な
イメージで、

・先生は日本人。（中級以上になると外国人）

・大人数制で授業は学校形式

・曜日固定制のカリキュラム

というシステムが殆どで、１つか２つのスクール
のみ、超高額の授業料でマンツーマンレッスンを
実施している会社がありました。
（法人契約が中心だったと思います）

その時代に、NOVAは

『日本人を国際化するためのインフラ整備を行う』

ことをミッションとし、日本人が外国人（特に欧米人）
を目の前にしても、英語が話せないことで委縮したり、
未来への可能性を閉ざすことが無いように外国人と
気軽にコミュニケーションを図ることができる場を
提供しよう。と考えたのです。

その為に設定したシステムが…

・外国人に慣れるため、また言葉だけでなく文化の
違いも体感するために、講師は全員ネイティブの外国人

・語学上達のためにたくさんの双方向の
コミュニケーションを図ることができるように少人数
のレッスン

・『いっぱい聞けて』、『いっぱい話せる』様に
低料金。（料金設定は原価に利益を上乗せして料金
設定する発想ではなく、１レッスン当たり映画を1本
観るくらいの料金でできる1500円程度で設定。当時の
相場の3分の１程度の料金だったと思います。）

・通いやすい様にスクールは全て駅前
駅前留学や異文化コミュニケーションなどの言葉も
作り世の中の人にも浸透していきました。
（最初は大手新聞社やテレビ局などにCMを出す際も
『駅前留学』という日本語はないから使用できない
と言われていた時代もありました。）

など…。

当時は、同業他社の方々からも

『あんなシステムで経営できるはずがない…』

『あんな勉強法は日本人には合わない』

などと非難されることもありましたが、結果的に
バブル崩壊後多くの同業他社が倒産または
事業縮小する中で、CM戦略と地方展開を加速させ、
一気に業界トップになり語学スクールで初めての
上場を実現でしたのです。

その後、さらにもっと生徒さんに便利で通いやすい
環境を整えようということで、未来を先取りして
『お茶の間留学』という仕組みを構築し

自社で世界最高レベルのテレビ電話の開発を行い
システムを構築し、24時間いつでも英語・中国語・
イタリア語・スペイン語・ドイツ語・フランス語が
低料金で受講できるシステムを売り出しましたが
ちょっと時代が早すぎて正直失敗に終わりました。

（NOVAでは15年以上前からオンライン会議やオンライン
面接を実施していました。）

今、コロナでzoomなどのオンラインが一気に認知
されているタイミングだったら受け入れられるのにな…
と当時を振り返ってみたりしていました。

まぁ、そんなことを懐かしく思いながら当時の
NOVAの良かった点だけを中心にお伝えしましたが
当然、会社にはマイナス点もたくさん存在しましたし
生き残るためと言えども、変化の激しい会社なので
社員たちは大変な苦労も強いられました。

また、倒産によって多くの生徒さんや取引先様に
ご迷惑をおかけしたことは今でも心苦しく感じて
います。

で…。結局何が言いたいのか？というと…。

『未来は自分たちで作るもの』

という発想。

今、新型コロナウィルスの問題で世の中の
価値観や生活スタイルは大きく変わろうとして
います。

この時代は私たちに求められるサービスや
商品も大きく変わるんだろうな…と。

今回の新型コロナウィルスの問題で苦労しながらも

生き残るために

今回の新型コロナウィルスをきっかけに逆に
事業を強くしたり、大きく会社を飛躍させるために

自分たちの理念やミッションを土台にしながら
やわらかい発想で色々考えてみると数年後素晴らしい
会社になっていくかも知れません。

まずは、生き残りをかけて飲食店であれば
テイクアウトや持ち帰りを増やす。

これも確かに今は大事だと思いますが、並行して
もっと違う次元の発想を描いてみることが
大事なのかも…と考えたりします。

この様な未来を描けるのが本当のリーダーだと…。

ちなみに、私は多くの一流のリーダーに触れさせて
頂くことで自分には未来を描く資質が無い（泣）
ということを自覚したので、アンテナを張って
瞬間的に良いものを真似をするという作戦に
切り替えました。

2番手タイプの人たちにはこっちの方法もおススメ
です。

とにかく、頭をやわらかく一旦受け入れてみる
というのがポイント。

あなたの会社が生き残り、また、このきっかけに
強く飛躍できますように。

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

　Webサイトはこちら

☆5～10店舗の飲食店などのサービス業を展開する会社でさらに今後10店舗～20店舗に拡大していきたい！という成長意欲の高い会社の店長教育・社員、アルバイト教育

☆私（村上）が社長の外部の右腕となりながら、店長研修・スタッフ研修、・人面談などを通じて、社長の『考えや思い』をスタッフに共有するお手伝いを行います。

会社のメンバーが一丸となるとお店のファンが増えたり、離職率低下など業績アップにつながります