【毎日更新ブログ 1520日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
先日、東京のご支援先の飲食店で働く店長と
2人でタクシーに乗って移動していたときの
会話です。
『本当だったら、今頃はオリンピックで
東京も大盛り上がりだったんだけどね…』
なんて話ながら、『来年はどうなんだろう…』
と雑談をしていました。
すると、その店長が、あるお客様の話をして
くれました。
そのお客様は70代の男性。
お店がオープンした1年前から、いつも
1人で飲みに来て下さる常連さん。
そのお客様はいつも店長やスタッフさんと
楽しく会話しながら1人で食事の時間を
楽しんで下さっているとのこと。
そのお客様が、先週のオリンピック
開幕予定だったスポーツの日に
いつも通り1人でお店に来て下さって
食事をされていたのですが、
なんと、食事中に涙を流されていた
そうなんです…。
店長はビックリしてそのお客様の
元にかけつけ、どうされたんですか？
とお声をかけました。
すると、そのお客様は…
実は、2年前にステージ４のガンの宣告を
受けたとのこと…。
その時、そのお客様は主治医のドクターに
こんな質問をされたそうです…
『先生…。私は東京オリンピックをこの目で
見れるでしょうか？』と…。
すると先生は一言…
『うん。観れるようにがんばりましょうね…』と。
しかし…。ご本人は症状が症状だけに、2年も先の
オリンピックを生きて迎えることなんて
できないんじゃないか…と思っていたそうです。
それが、2年経ってもまだ生きることが出来ている…と。
そして、こうやって食事にも来ることが出来ている…と。
本当ならオリンピックの開幕式だったという今日、
改めて2年前にガン宣告を受けた時のことを思い出すと
嬉しくて涙がでてきたんだと…
そして、オリンピックは残念ながら延期になって
しまったけど、またがんばって生きて次の大会を
楽しみにするんだ♪と。
店長からそんな話を聞かせてもらいながら、私は
本当に胸が熱くなっていました。
人間誰でも命に限りはありますが、余命宣告をされながら
生きる人の気持ちってどんな気持ちなんだろうか？
と…。
しかし、よくよく考えたら私の人生もいつ、
何が起こるかなんて全く分からないんですよね。
っていうか…
何か月か前、『100日後に死ぬワニ』を読んで
日々、大切に生きることの大事さを強く感じた
はずなのに…
『もう、忘れてるやんか！！！』と…
『まるで、80歳から90歳くらいまで何事も
なく生き続ける様な気持ちで毎日を過ごして
しまっているやんか…』と…（涙）
あの『100日後のワニを読んだ時の自分は
どこに行ったんだ！！』と。
そんな風に感じました。
大事なこととは分かっていても、人間
ついつい忘れてしまうものです。
また、大事なことだから何度でも何度でも
繰り返し忘れない様に意識したり注意する
機会が必要だと…。
7月は残り3日、すでにスケジュールがいっぱいに
なっているので、自然と目の前のことに
全力で挑めると思いますが、
8月はがんばろう…と思いました。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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