【毎日更新ブログ 1525日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
今朝、日経MJを読んでいたら、
『楽しさこそが店の意義』
という大きな見出しで『サミット』の
服部社長のインタビュー記事が掲載されていました。
関西人の私にはあまり馴染みがないのですが
『サミット』というのは、首都圏を地盤として
展開しているスーパーマーケットです。
記事ではネット通販が生鮮食品でも急速に
広がっていく中で、スーパーというリアル店舗
の存在意義が問われている。という書き出しで
元々は作業の標準化や効率運営で定評があった
『サミット』が最近では『店の楽しさ』を打ち出して
売上を伸ばしているということが書かれていました。
お店の商品の質やコスト面を圧迫しないための
規律は大事にしながらも、『お客様の気持ちを
あげるように各店舗単位で創意工夫を行う』
そんな風に発想を転換されて成功を収めている
様です。
例えば…
現在はコロナの影響でストップしているかも
知れませんが…
店内の案内係と合言葉を交わしてハイタッチすると
お客様はあめちゃんがもらえる『ハイタッチラリー』
総菜部門のバイヤーが『とんかつ増量』などの
複数の公約を掲げて投票を呼びかけ、最多得票の
公約を実現する『惣菜総選挙』
それを盛り上げる為に、『台車』を改造した選挙カー
を作って店内を練り歩くなど各店舗で色んな工夫を
しながらお客様を巻き込み楽しんでもらえるような
サービスが展開されているそうです。
以前は、『そもそも日々の家事に追われる忙しい
女性はスーパーでの買い物に楽しさを求めていない
のでは?』
ということから、効率よく買い物ができるレイアウト
だったようですが、目先を変えて新規店舗などは敢えて
お店の導線を複雑にしてみることで、
色々な商品が目に入るからなのか
『この店は私の気持ちを上げてくれる!』という
声ももらえるようになり売り上げもアップしたとの
こと。
(2019年度は既存店ベースで3%の増収で営業
利益が20%増)
また、『ハイタッチラリー』などのお客様との
コミュニケーションを増やすことは、そもそも
お店のスタッフさんと会話がしたいだけの年配の
お客様の気持ちもしっかりつかんで地域に根差して
いる様です。
『顧客の気持ちをあげるための創意工夫を
みんなが考えて実行する』
その結果、お客様に楽しさや非日常を感じて
もらって日々のストレスを解消してもらう♪
服部社長は『楽しさこそが店の意義』とおっしゃって
いますがまさにその通りだと思います。
私自身も、外食をする大きな理由は楽しい
時間を過ごしたいから…ですもんね。
コロナの影響でお客様とのコミュニケーションが
制限される部分もありますが、アイデア次第で
『お客様の気持ちを上げる色んな工夫』ができると
思います!!
是非、サービス業のお店の力でお客様に
楽しい時間を過ごして頂き、笑顔になって頂き
ましょう♪
お客様の気持ちを上げる取り組み…
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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