【毎日更新ブログ 1571日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
昨日、夕方のニュースを見ていると、
キッチンカーを狙った詐欺の事件が取り上げ
られていました。
事件の簡単な詳細としては…
被害にあった店によると先月11日購入した弁当に
黒い髪の毛が入っているとクレームがあったという。
しかし黒髪のスタッフはいなかったので悩んだが
結局返金したという。
その後一番高額な弁当を2つ注文した女性に
弁当と引き換えに代金を要求したらタダで
要求してきたという。
店員は拒否したが女性がごねた為ひとつだけ
渡したとのこと。嘘と思われるクレームで
返金に加え商品まで要求する手口。
今都内ではキッチンカーを狙った同様の詐欺行為が
相次いでいる。カレーなどを販売する店でも
先月60代ぐらいの女性から以前買った弁当3つの
うち1つにまつ毛が入っていたなどとクレームが
あり弁当3つ分の代金の返金を要求したという。
さらにここでも返金に加え弁当をタダで
要求したという。しかし店は要求は受け入れず
返金のみに対応したとのこと。
アラスキッチンカー協会によるとこうした
キッチンカー詐欺は先月末から増加し
10件以上確認されているという。
（以上詳細終わり）
キッチンカーに限らず、こういう手口は横行
しますからね…
テイクアウトを行っているお店の方なども
どうぞご注意下さい。
私が以前に勤めていた会社でも店舗数が
多かったので、色んな詐欺が定期的？？に
各店に訪れてきました。
こういう詐欺をはたらく人たちは、短期間で
何件も同様の手口で犯行を繰り返し、
数をこなして稼ぐ特徴があります。
ですから、1件成功したらまた次の店。
または、1件失敗してもまた他の店に行き
10件中3件でも4件でも成功したらラッキー
くらいの感覚でいるように感じます。
こういう手口に引っかからないためには
何かこういう事件が自社の系列店のお店で
発生したらすぐにトップに報告し、対策と
ともに情報共有を全店にできるような体制と。
他の会社で詐欺的な事件の事例を耳にしたら
『うちの会社にも来るかも知れない…』
と危機感を持って、予め事前自社の全店に
情報共有しておくことが大切。
こういう犯人の典型的なパターンとしては
『お店が忙しい時間』
『店員が少なかったり、気弱そうなスタッフ』
を狙って、起こるケースがあります。
スタッフ側としては…
『お店が忙しい時間で他のお客様に
迷惑がかかるくらいなら、さっさと2000円
程度なら返金しておいた方が…』
『もし、詐欺だったとしても最悪自分の
財布から補填すれば…』
なんていう気持ちが働くことを見越しての
犯行ですが…
事前に、情報を共有しておいたり…
まずは、謝罪して
（嫌な気分にさせたこと。お手数をおかけしたことに対して）
相手の名前、電話番号、または住所など
の連絡先をきいて後程、誠実に対応させて
頂くことをお伝えして一旦お帰り頂いたり…
事実確認しておく内容（購入した商品や
日時、異物の詳しい状況）などの対処法を
共有しておくと
被害を防げたり、最小限に抑えることも
可能です。
この他、昔からの典型的な詐欺のパターン
として…
『高級なカバンが汚れたから弁償しろ！』
『わざと財布やスマホなどの貴重品を
忘れる詐欺』
など色々ありますよね。
こういうのは、飲食経験の浅いアルバイト
さんや若い社員さんなどは知らないケース
があるので
時々、ネットなどで詐欺手口などの事例を
確認しながら、ミーティングの場などで
対策を含めた情報共有をしておくと良いと
思います。
もちろん…
異物混入などは詐欺とは限らない場合も
ありますので、あくまで冷静に丁寧な
対応は心掛けながらが大事です。
何はともあれ、詐欺手口も伝統的なもの
から新しい手口まで次々と色んな店を
目掛けてやってきますからね。
貴重な利益を無駄にしたり、精神的に
嫌な思いをしないためにもしっかりと
情報共有は行って対策しておきましょうね。
さて…
テイクアウトをしているあなたの店で
ランチタイムの忙しい時間に『異物
混入があったので返金して欲しい』と
いう人が来ました。（または電話があった）
あなたのお店のスタッフはどんな
対応をするでしょうか？
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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