【毎日更新ブログ 1579日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
昨日、プロ野球の阪神タイガースに衝撃の
ニュースが走りました。
5人の選手と球団スタッフの2名が
新型コロナウィルスのPCR検査で
陽性と判定され、
濃厚接触者やその疑いがある選手が隔離され
1軍と2軍の選手合計19名もの選手の入れ替えを
余儀なくされたということです。
阪神球団では、感染拡大状況などを考慮し、
広島・名古屋遠征時の球団が指定した日
（9月が19日のみ）に限って、球団関係者及び
家族との外食を許可。
外食時は個室で、人数は4人まで。会食は
2時間程度の時間制限を設けて、マスクを
必ずつけること。
食事前後の手洗い・うがい・手指の消毒を
徹底するなどの指示をして許可していたようです。
そして、球団が外食をOKした指定日である
9月19日の試合後、チームでは4名の選手が
名古屋市内の飲食店の個室で外食。
また、別のグループは他の飲食店を貸し切り
8名で外食をしていたとのこと。
先日のPCR検査で陽性が発表されたのは
4人グループの食事会では選手2名。
（他に濃厚接触者と特定された人もあり）
8人グループの食事会では、選手3名と
同行したチームスタッフに陽性反応が
出た。とのこと。
私は感染症の専門家ではありませんので、
特定日を設けて人数は4人までで個室利用。
そして2時間までの時間制限を設けて外食を
許可した球団の判断がどうだったのか？は
分かりません。
結果として甘いと言われたら
それまでになるのでしょうが…
ただ…
私は経営責任を負う球団が認めたのなら…とは
思っていますし…。
病院や介護施設などの人の命に直接関わる職場で
ないケースであれば…
感染対策には注意しながらも多少の
リフレッシュをすることは決して悪いことでは
ないと思ってます。
問題は、球団から4人までと言われていた
のに8人で食事会をやっていたメンバー…。
これが問題。
もちろん、感染症の専門家の方からしたら
『4人も8人もそんなに変わらない』という
見解があるのかも知れませんが…
球団命令（会社命令）で4人までと言われて
いるのに、この有事に勝手に条件を緩和して
会社の命令を無視するというのは問題だと…。
食事会を開催した理由はいろいろあるんでしょうが…
その8人のメンバーの中に、球団の中で
選手をリードする立場である、福留選手や
キャプテンの糸原選手が入っているのがすごく
残念に思いました。
要は社長命令を選手全員を取りまとめるキャプテンと
実績と影響力が大きなベテランが守らなかったと
いうことです。
念のためですが、これは新型コロナの陽性反応が
出た人に対して非難をしている訳ではありません。
この有事に組織の命令をベテランやキャプテン
という立場の選手が軽く扱ったことが問題
だと思っているのです。
もし、私が10店舗の飲食店を経営していたとして…
国の方針とかそういうのは関係なしに、
社長である私の経営判断で、社員や
アルバイトさんを守るために、外食する際の
条件を店長・社員に出していたにも関わらず
私の右腕となるはずの店長レベルの人間が
ルールを無視した状況で、食事会を行い、
挙句の果てに新型コロナの陽性反応がでたと
考えたらどうなるか？？
相当怒りの感情が湧いてくるでしょうし…
むなしく、情けない心境に陥ると思います。
だって…
この有事、小さな会社だったら、店長レベルを
含めた主要メンバーが新型コロナウィルスの
陽性になり、出勤できないような状況になれば
経営におけるダメージは相当なものになり
ますからね…。
私が出した命令や条件に従って、食事会を行い
新型コロナウィルスの陽性反応が出たのであれば、
それは仕方がないことだと受け止めれますが…
主要なメンバーが社長命令を無視したり
軽く受け止めて、守らずに重大な経営危機を招き
真面目にやっている他の社員にも悪影響を
与えたとしたら…
相当まずい出来事です。
しかも、重い経営責任を持つ社長の気持ちの
温度感を社長を支えるリーダークラスが共有できて
いないことも危険です。
何度も言いますが、コロナウィルスの陽性が
出たこと自体をどうこう言っている訳では
なく…
会社が飲み会を禁止にすべきか許可すべきか
ということを言いたいわけでもなく…
会社それぞれ状況が異なる中で、経営責任を
負った社長が下した判断や命令は、無視したり
軽く受け止めてはいけないということです。
リーダーは社長が重い責任を背負いながら
下した命令は温度感そのままに受け止める。
勝手に自己流で歪めて拡大解釈しない…。
特に有事には取り返しのつかないことに
発展する危険性が高いですから、
幹部やリーダーは社長と温度感を合わせる
ことを意識しないといけませんね。
責任の大きな社長が会社や雇用を守るために
『やれ』といったことはやらなければ
ならないし…
『やるな』と言われたことはやってはいけない
のです。
何かあったら、私が責任を取ります…と部下の
立場でいっても、実際に責任など取れないの
ですから。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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