【毎日更新ブログ 1601日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
多くのお店や会社では毎日の業務内容を
日報として社長や上司に報告している
ケースが多いかと思います。
では…
そもそも日報の目的ってなんなんで
しょうか?
上司からの目線をいうと…
毎日のお店の状況や仕事の進捗状況が
把握できる。
お店や部下の改善点を発見することが
できる。
などがあるかと思います。
また、日報を提出する本人の目線で
いうと…
1日の業務を頭を整理しながら振り返り、
成功点や改善点を考えるきっかけに
できるということでしょうか?
しかし、昔の店舗統括マネージャーを
していた時代の私は日報の目的を
『お店の状況を把握する』
ということにしか使えていませんでした。
部下から送られてくる日報のメールに
一通り目を通しながら分からない点が
なければそのまま返信なしということも
多く。
部下にとっては、『せっかく日報を書いても
村上さんは一体目を通してくれているのか?』
という気持ちを抱いていた部下も多いかと
思います。
その結果、日報の内容もなかりショボくなり…
形式だけが残ってほぼ意味をなさないものに…
なんなら、日報をたびたび送信してこない部下も
表れました。
そして、そんな部下に対して…
『なんで日報送って来ないんだ!』
『報・連・相は仕事の基本だろ!』
と説教していたのですが…
部下からしたら、時間をかけて日報を
書いても、上司が見てくれているという
実感がなければ…
書く意欲が低下するのも無理が無い話
ですよね。
また、業績が悪い店舗の日報に関しては
その日の仕事ぶりに関して、結果的に
指摘したり叱るネタにしてしまっていることが
ありました。
いくら日報に目を通しているといっても
仕事が終わって疲れている時に、ダメ出し
されたり、1日の仕事を否定された気分に
なると仕事の意欲を低下させてしまいます。
せめて、ほめる点は見つけられ
なかったにしても、1日仕事をしたことは
事実な訳ですから、ねぎらいの言葉を1つ
伝えた上で
あと、明日はこういう点を意識したら
もっと良くなるんじゃない?
という前向きなアドバイスやフィードバックを
してあげると部下のやる気も変わって
いたのかな?と反省しています。
仕事といえども、誰にも見られていない。
誰も関心を寄せてくれていないことを継続
するというのは非常に難しいものですし。
報告してもダメ出しばかりされていては
心が折れてしまいます。
日報1つとっても、使い方によっては
単なる情報収集だけでなく部下の成長に
つなげることができる良いツールな訳ですから
毎日は無理としても、マメにねぎらいの
言葉をかけながら一言コメントを返したり
出来ている点を伝えた上で、改善提案を
1つか2つ前向きな言い方でアドバイスが
できれば
日報は形式上だけでなく、質の高いコミュニケーション
のツールになるのではないか?と思います。
せっかく、時間をかけて日報を書いているの
ですから、その目的を見直し、効果も最大化
させていきたいですね。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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