【毎日更新ブログ 1633日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
飲食店などで多店舗展開を目指している
会社の話です。
最初の数店舗は小さな規模で展開していた
けど、そのうち…
『せっかくだったら、ハコ(お店の規模)は
大きな方が良いかな?』
と感じられる経営者の方も多くいらっしゃいます。
もちろん、
大規模店舗=悪い
という話ではありませんが、人のマネジメント
の面で小規模のお店と大規模のお店は大きな
違いがありますので、今日は『人』の面に
ついてお伝えしたいと思います。
人ぞれぞれ感覚は違うといわれますが、
あるデータによると、
部下の数が『5人以下』と『6人以上』では
上司の負担が大きく変わると言われています。
これは、25年前くらい前に私も上司から
教えてもらっていたことではあるのですが
最近のマイクロソフト社が出したデータに
よると
部下1人持つと、コミュニケーション時間
が週に7時間アップする傾向が出ています。
しかし、部下が3人~5人までの間は部下が
1人の時の負担とそれほど大きく変わらない
様です。
一方で、部下が6人以上になると、部下への
コミュニケーションの量が一気に増え、
上司の負担が高まるということです。
つまり、目安として部下が6人以上になると、
これまでのマネジメントの仕方が通用しなく
なるばかりか…
部下1人1人のことが把握しにくくなったり
チームを1つにまとめていくことが大変に
なるということです。
これは、『職場の科学 日本マイクロソフト
働き方改革推進チーム×業務改善士が読み解く
「成果が上がる働き方」』という本の中で
沢渡あまねさんが秀逸な例えをされていたの
ですが…
『戦隊モノ』はなぜいつも5人なのか?
という内容で、
テレビの戦隊モノの多くは5人。
『5人』というのは視聴者にとって
覚えやすく、キャラクターや特技、強みを
お互いが把握しやすい人数だと。
これが、8人や9人になると…
『あの人って、どんな人だったっけ?』
『どんな必殺技があるんだったっけ?』
となりやすいと…。
確かに、私が子どもの頃に観た…
『ゴレンジャー』
『ジャッカー電撃隊』
『デンジマン』
を始め、ほとんどの戦隊モノのヒーロー
は5人か5人以下で構成されていました。
大規模店舗になると、人のマネジメント
の面では部下とのコミュニケーションが
難しくなり、部下1人1人の把握や指導が
難しくなる。
よって、マネジメントを変える必要が
あります。
小規模で有能だった職人タイプの店長が
大規模になった瞬間にいきなり、人の
問題が発生してお店運営がうまくいかなく
なるというケースもこれが原因の1つです。
ですから、大規模に挑戦する際は…
店長とアルバイトさんとの間に入って
フォローしてくれるようなコミュニケーション
能力の高いパイプ役をつけてあげるとか
社長の考えがお店のスタッフに浸透させる
ことができる様なミーティングや
コミュニケーションの仕組みを設けるとか
そういう面の準備をしっかりしていれば
大規模店の運営が成功に近づくという
ことですね!
もちろん、お店の成功には
立地
オペレーション
商品構成
などなど考えることはたくさん
ありますが…
抱えるスタッフの人数の多さによって
マネジメントを変える必要がある。
ということも1つ頭にいれておいて
下さいね!
あなたの成功を心からお祈りしており
ます。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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