店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1684日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

先日、某パートナー企業で実施した合同店舗
ミーティングでの一場面です。

今月は、2021年の最初の合同ミーティングと
いうこともあり、社長から昨年度の振り返りや
今年度の営業方針などの話がありました。

今年度の営業方針といっても、特に先のことが
読めなさすぎる現状なので…

『今、何をすべきか？』というお話が中心
で、とても有意義な内容でした。

その後、各店長からの取組み発表を経て、
最後は2020年の「最優秀スタッフ賞」
の発表と表彰に。

ちなみに…。

この「最優秀スタッフ賞」というのは、
毎月全スタッフ1人1人が「一番の功労者」だと
思った人に投票したものを年間集計したものです。

つまり、一緒に働いている仲間から一年を
通じて、『この人が一番』だと選ばれた、
名誉ある賞ということです。

結果は…

昨年の春に中途入社してきた、ある30代？の
男性社員の方が選ばれました。

そして、表彰の際に一言コメントをして
下さったのですが、そのコメントがとても
素敵だったのです。

どんな内容だったのか？をざっくりお伝え
すると…

『自分は、独立して自分のお店を持つことは
考えていないけど、この会社で骨をうずめる
つもりで仕事をしてきました。』

『そして、一生働き続けるのだから、絶対に
誰もが認める様な一番の存在になってやる！』

『そう思って仕事をしてきました。だから
この賞を頂けたことはとても光栄です。』

『この1年、仕事を教えてくれたり、支えて
下さったみなさんには本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。』

と…。

いかがでしょうか？

この男性スタッフさんは30代で、表情はとても
『いかつい』のですが…

その彼の男気がある一直線の本気の姿勢が
ヒシヒシと伝わってきて、私の心に響き感動しました。

そして、彼がこの会社に存在してくれている
ことの心強さと、将来も楽しみになりました。

コロナ禍と言えども、業績面でかなり
優良な会社なので、他の社員のみんなも
『がんばっている』かどうかで言えば、
非常にがんばっています。

（そして、将来有望な人材が多い）

それは、自他ともに認めるところで
社長も全員に感謝されているのですが…

他のメンバーと「年間最優秀スタッフ賞」を
受賞した彼の『小さな差』を生んだものが
何だったのか？を少し考えさせられました。

それは…

トップを目指して『本気の姿勢』で日々、
仕事に挑んだかどうか？の差ではないか？と…。

彼の本気度の強さが他のメンバーに
一歩勝ったと…。

だって…

働く環境も、指導される内容も、他の
メンバーと大きな違いはありません
からね。

彼の『絶対に一番になってやる！』という
気持ちが日々の仕事の姿勢に表れ、他の
メンバーにもそれが伝わったのだと思います。

社会人として、プロとして、日々の仕事に
取り組むうえで大切な考えの１つに…

『当たり前のことを当たり前にやることが
大事である』

ということがよく言われます。

しかし、結果で『差』を生み出す人は
そこに一言プラスされています。

それは、何か？というと…

プロ野球の星野元監督の言葉を借りれば…

『当たり前のことを当たり前にやるだけ。
ただし、本気で。』

この『本気』の差が、微差となり、その
微差の積み重ねが大差となるんだと…。

実際、私は彼が学ぶ際の姿勢をよく
観察していますが…

部長が技術指導される際は、自らの
スマホで動画撮影して、あとで確認
出来るようにしたり…

私の研修中も、気になった点があれば
パワポのスライドを撮影して保存して
います。

きっと、本気の姿勢が、ちょっとした
行動の差になって表れるんだろうな…と
思います。

今、営業面ではアクセルを踏みにくい
状況なので、どれだけ努力をしても
すぐに結果となって表れることは少ない
かも知れません。

しかし、本気でやるべきことを積み上げた
3か月後、6か月後の状態と、何気なく
過ごした3か月後、6か月後の姿には明らかに
『差』が生まれるはず。

私も、最優秀スタッフ賞を受賞した
彼を見習って、今、やるべきことを
本気で積み重ねたいと思います。

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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