【毎日更新ブログ 1762日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
4月9日付の日経MJの記事によると…
セブンイレブンは3月から順次、社用車
３千台を対象に、通信機器のあるドライブ
レコーダーの設置を始めたとのことです。
三井住友海上火災保険の協力で運転技術を
数値化。
ドライバーの癖を把握して改善指導につなげる
ことが出来るらしい。
ちなみに、試験導入では事故・交通違反が
約３割減少し、
デジタル技術を活用することで、急加速や
ふらつきなど５項目の危険運転を集計して
運転者には100点満点の評価をつける。
実際の録画映像はセブンイレブンの各運転者の
監督者と共有することで、運転の改善策を
具体的に助言しやすくし…
これまで
『スピードの出し過ぎには注意するように』
など抽象的な指導しかできなかったのに
対して、具体的にコミュニケーションを
図ることが可能になったとのこと。
セブンイレブンの社用車を主に利用するのは
店舗を巡回しながらアドバイスを送る、
店舗相談員。
彼らは、毎日ずっと車に乗って、忙しく店舗を
巡回されていますからね…
少しでも『この仕組み』を活用して、仕事中の
事故が未然に防げれば良いですね。
ちなみに、これまでもセブンイレブンでは
社用車にドライブレコーダーを設置していた
ものの、緊急時の確認を除いては十分に活用
出来ていなかったらしく…
三井住友海上の方も
『単に機械を導入しても、慣れると効果は
薄れる。時にほめるなど上司の指導と合わせる
ことで事故率の低下につながる』とおっしゃって
います。
これが大きなポイントでしょうね…。
何かを改善しようとしたり、効率アップを
行いたいときには、機械やツールなどの
『仕組み』を活用するというのはとても
効果的。
でも…
人間は慣れてくると惰性に陥ってしまったり、
熱量が下がって行動も鈍くなることもあります
からね。
フィードバックという形で、上司などから
きちんと評価を伝えてもらうことはとても
大事です。
特に、行動科学の世界では、
『人はある行動をして具体的にほめられると
自発的にその行動を繰り返す』
という言葉がありますので、ほめるなどの
プラスのフィードバックを行うと、本人に
とってもすごく励みになるかと思います。
また、きちんと見てもらえているという
実感があれば、例え注意されたり指導されても
納得感はありますからね。
『あなたのことを見守ってますよ！』
という姿勢を示すことは部下の望ましい行動を
サポートする上でとても大切ですね。
私たちの仕事においても、効率化や生産性アップ
などを目指して色んな仕組みを活用することが
多いと思いますが…
それと合わせて、私たちリーダーからの
フィードバックも忘れずに行っていきたい
ものです。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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