【毎日更新ブログ 1763日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
昨年の緊急事態宣言から1年が経過しました。
この1年間を中小企業はどのように取り組み、
耐えてきたのでしょうか？
東京商工会議所が2020年9月～10月に東京
23区内の中小企業・小規模企業9000社を
対象にした調査では…
昨年の3月以降に始めた取り組みとして…
・テレワークや時差出勤・時短勤務を導入
（57.6％）
との回答が最も多かったとのこと。
他には…
・新商品・新サービスを開発は23.8%
ですが…
・異業種への参入は5.9%にとどまっている
結果に。
小さな会社がいきなり異業種に挑戦！といっても
実際にはかなりハードルが高いですもんね。
そして、注目するデータとしては…
・社員教育・研修の実施
と回答した企業が14％もあったとのことです。
中には、コロナをきっかけに社員教育に
取り組んだ会社の存在も…。
あなたはこの記事を読んで、もしかしたら…
『それは、お前が人材育成の仕事をして
いるから自分の仕事につなげたいだけじゃ
ないのか？』
と思われるかも知れませんが…
決してそういうつもりはございません(笑)
東京商工会議所の中小企業部、小森氏に
よると、『リーマン・ショックの後に
人材育成を強化した会社は伸びた』と
おっしゃっています。
また、日本政策金融公庫の藤井氏は…
この機会に社員育成に取り組むことで、
コロナ前よりも強くすることが可能
であると。
危機の中ではどうしても、目先の利益
確保に追われがちですが、過去の教訓から
分かるのは
『長期的な視点を持ち続けることの大切さ』
（もちろん、目先のことも大切です…）
だと。
私の仕事に置き換えて考えてみると…
去年の4月の緊急事態宣言時は、コロナを
封じ込めたいという世の中の動きだけでなく、
会社も生き残りをかけて、資金調達や
経営計画の見直しを図っていたために
研修や講演会のほとんどがキャンセルか延期。
になりました。
（4月と5月は売り上げにして70％ダウンでした）
しかし…
今では多くのパートナー企業は生き残り
だけでなく、このコロナ禍で大きく会社を
発展させることを目指しはじめ…
研修やによるチームワークの強化や
スキルアップ。そしてサービス向上。
ミーティングの実施によって、活発な
情報共有や協力体制の強化。
そして、モチベーションアップ。
新人を早期戦力化させるための仕組みの
導入と活用。
人事評価制度の構築。
などなど…
各社、未来に向けた投資として色んなことに
取り組まれています。
特に、環境変化が激しい時代ですから
目の前の課題を1人で悩むよりは、
仲間で共有しながらアイデアを考えた方が
前向きな気持ちになりますし…
お客様が少ない時期に個々で仕事して
いると、刺激がなくなり惰性に陥りやすい
ですからね。
感染対策には注意しながらも、時々みんなで
集まって話し合ったり、勉強することは
人にエネルギーを与えてくれるという意味でも
効果的です。
どんなに良い商品や業態を扱っても、
どんなに良い機械を導入しても
最終的には『人』が成功のカギを握って
いることが多いですからね。
確かに、目の前の状況はモヤモヤした
ストレスの溜まることが多い状況では
ありますが…
今こそ、内部のメンバーの方向性を１つに
まとめ、それぞれの力をアップさせる
機会を定期的にもちたいものです。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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