【毎日更新ブログ 1767日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
軍人には４つのタイプがある。
有能な怠け者は指揮官にせよ
有能な働き者は参謀に向いている
無能な怠け者は連絡将校か下級兵士が務まる
そして…
無能な働き者は銃殺するしかない
これは、前職の社長から教えてもらった
ことがある話で…
ドイツの軍人のハンス・フォン・ゼークストが
定義したと言われている『ゼークストの組織論』
の１つです。
組織において、一番迷惑な存在が
『無能な働き者』
というタイプになっていて…
戦争時にこういうタイプをリーダーにして
しまうと、部隊のメンバー全員が死んでしまうので
銃殺にしろと言ったという話になっているが
『無能な働き者は、責任のある立場には
つかせるな！！』
ということだと理解しています。
ちなみに…
『有能・無能』という定義は…
会社や社長の方針をきちんと理解した上で…
情報収集能力や判断力、発想力などがある人
かどうか？
『働き者、怠け者』の定義は…
どちらもすべき役割や義務は果たすので
怠け者だから悪いという意味ではなく…
怠け者は、どうすれば効率的に楽に行うことが
できるか？を考える人。
働き者は、自分自身でやってしまう人。
という意味で私は捉えています。
ですから…
『有能な怠け者』は、有能なので物事の
判断に優れ、人を動かしたり、効率を
考えることができるので経営者などに
向いており
『有能な働き者』は、有能だけど、
人に任すことが苦手で自分で動くので、
現場の店長や秘書などのサポート役に
向いています。
『無能な怠け者』は、自分で適切な判断が
できないので、どこの世界でも一番数が
必要になってくる、指示されたことで
動く作業系の仕事をこなす仕事に向いており
『無能な働き者』は、自分で適切な判断が
出来ず、社長の方針とは全く違うのに
自分の意志で好き勝手に動き回る人です。
いくらベテランで仕事のスキルがあったと
しても、こういうタイプをリーダーや
管理職にしてしまうと、経営者にとって
不安や悩みはつきなくなるので要注意。
でも、私が思うのは…
『無能な働き者』というのは、行動力が
ある訳ですから、教育によって成長したり
失敗して反省することを積み重ねることで
有能な働き者に変わることもあります。
ですから、成長した後で管理職に登用する
というのは問題なく、むしろ軽はずみに
管理職にせずに、教育して改善が見えてから
登用すれば良いのだと考えています。
人の性格をなかなか変えるのは難しい
ものの…
人間、経験や失敗によって考え方が変わる
ということもありますからね。
人事配置は戦略上とても大事な仕事ですが…
適材適所を考える上で、こういう考え方も
あるんだ…と１つヒントにして頂ければと
思います。
また、有能な働き者が老害化して無能な
働き者になるケースもありますからね…
常に、人事配置は確認しておきたいもの
です。
と言いながらも、人間には情が入ったり
しますからね…。
過剰な期待をし過ぎて、後々苦労することも
多いのですが（涙）
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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