【毎日更新ブログ 1810日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
部下の成長を促したり、上司と部下の
方向性や考えをすり合わせるために
『個人面談』はとても有効です。
仕事中、会話している様でも意外と
業務連絡程度のコミュニケーション
だったり
単なる雑談程度の内容ということも
多いですからね。
1回当たり、たった15分か20分程度の面談で
あっても、
・部下に期待する役割や成長課題を
設定して2人で共有する
・取り組み課題に対する進捗確認を
行い、成長を継続的にフォローする
・悩みや問題の解決を行う
などなど…
部下、個人個人の成長を促したり、
上司と部下の考えを一致させる点でも
定期的に面談の機会をもつという
のは効果的です。
そんなショート面談を繰り返し定期的に
行っていけば、時間も10分程度に短縮
できたり、
上司と部下との信頼関係も強くなってくる
のですが…
面談初期に発生しやすい悩みとしては
面談自体に慣れておらず、お互いに
緊張していたり、雰囲気も固くなるので
『部下がなかなか本音で話してくれない』
という問題が起こりやすいということです。
そもそも、個人面談の様なあらたまった席で
話し慣れていないスタッフも多いですし…
部下は基本的に上司から認められたい
（マイナス評価をされたくない）
という気持ちもありますから…
いきなり本音で話しにくいという心理的な
ハードルも存在する訳です。
では、どうすれば部下が面談中に話しやすく
できれば『本音』を引き出しやすくなるのか？
というと…
普段から、部下がリーダーのあなたに対して
『上司は自分の話をよく聞いてくれる』
『上司は自分の成長を願ってくれている』
と感じてもらうことが前提になるのですが
この様な信頼関係を築くには時間もかかります
からね…
今日はもっと簡単な方法をお伝えしたいと
思います。
それは…
面談の最初に『部下の“話す”という行動を
強化する』時間を2分か3分設けてから本題に
入るということです。
具体的には面談のスタート時に
『今日の昼は何を食べた？』
『いつもは何時間くらい寝てるの？』
『昨日の営業は忙しかった？』
など、相手が100％答えることができる
様な簡単な質問を投げかけ
部下が答えている時に、部下の話に
うなづいたり、あいづちを入れたり
時々質問をしながら…
『君の話しに興味をもって聞いているよ！』
という姿勢を見せることです。
たったこれだけのことであっても、実施
してみることで、部下が面談中に話しやすく
なって、自分の意見を正直に言ってくれたり
するもので…
自分の正直な気持ちを表現することで、
相手の話も受け入れることが出来たり
面談で取り決めた内容にも納得感が
生まれるものです。
せっかくあなたの貴重な時間を割いて
部下の本音を知ったり、お互いの信頼
関係を築くための機会を設けても
本心で話せなかったり、部下が話して
くれなかったら効果半減ですからね…
まずは、面談効果を高めるためにも『部下の
話す行動を強化する時間』を少し設けて
みてはいかがでしょうか？
効果的に面談を積み重ねることで、
きっと部下はあなたのよき理解者や
協力者となり
あなた自身にとっても安心して仕事が
できる環境を作ることができますよ！
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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