【毎日更新ブログ 1842日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
会社やお店にスタッフが増えてくると
コミュニケーションの問題、
特に『報・連・相』が課題になるケースが
多いですね。
私自身も色んな企業の経営者様や管理職の
方々とお話している際に…
『部下からの報告や相談がタイムリーに
あがってこない』
『特にマイナスの内容に関しては
もっと早く報告や相談をして欲しい』
そんな風に悩みを抱えている管理職の
方も多いです。
もちろん、部下に対して『報・連・相』の
大事さとともに
どういう内容をどういうタイミングで
報告・相談するのか?ということを
教育することは大事ですし
教えたことを部下が出来ない場合は
都度、注意指導することも大事です。
しかし…
コミュニケーションというのは双方向の
問題。
部下に『報・連・相』の大事さややり方
を伝えたところで問題の全てが解決する
訳ではありません。
そもそも『報告』や『相談』が上司に
タイムリーにあがってこないのは
部下だけに問題があるのか?
というと実際にはそうではないケースも
多々あります。
コミュニケーションは双方向の
問題ですからね…。
その解決につながる方法はいくつか
あるのですがチェックポイントの1つは…
これまで、部下から『報告』や『相談』を
受けた際のリーダーの『反応』や『態度』
を振り返ってみると解決につながるヒントに
なることが多いです。
これは、私が前職で多くの部下を抱えて
いた時に、時々小耳にはさんだ部下の
私に対する気持ちなんですが…
こんな風に思われていたこともあった
様です。
村上さんはいつも忙しそうで、こちらから
報告しようとしたり、相談しようと
しても面倒くさそうな態度をされる。
(確かに無かったとは言い切れない…)
村上さんに悩みを相談しても結論は
会社の都合を押し付けられそうで
相談しにくい…
(立場上、会社のことも考えるでしょ…)
報告すると、村上さんの機嫌が悪くなり
『怒られたり』、『注意されたり』して
報告するのが怖くて躊躇する…
(それは、ミスしたら叱ることもあるでしょ…)
また、村上さんに報告しても返事や
反応がない。または、そっけなく興味が
無さそう…
という声を良き聞き、結構感情が
動きました。
当時の私は…
『仕事やろ!!』
『そんなことが報告・相談できない
理由になる訳ないやろ!!』
という感情も湧いてきたんですが…
実際に、私自身も社長にマイナス報告
する時はタイミングを伺い過ぎて遅く
なったことが何度もありますし(反省)
人間には感情がありますからね…
やっぱり、頭で分かっていても
出来ないことってあるもんです。
そして、私自身が当時の状況から
学んだことは…
『どうすれば、部下が報告・相談
しやすい状況になるか?』
ということを考え、部下が報告・相談
してきた時の反応を少し落ち着いて
対応するようにしたこと。
(報告してくれたことに対しては
プラスのフィードバックをすること)
でした。
繰返しになりますが、
コミュニケーションは双方向の問題。
私がプラスの反応をすることで、相手も
プラスの反応をしてくれやすくなります
からね…
本音では、そんな面倒くさいことできないし
仕事なんだから『さっさと報告してこい!』
という気持ちはあるものの、結果的に
私のマイナスの反応で部下からの報告や
相談が遅れたら…
困るのは私ですからね。
『肉を切らせて骨を断つ』という心境で
トレーニングしたことを思い出します。
また他の方法として活用したのは…
部下の数が多くて、イチイチ余裕を
もって部下の相談を聞いていられない…
仕事が忙しすぎて部下にゆっくり
対応してあげることができない…
という際は、自分と部下の間に
『パイプ役』となってくれる人材を育てて
役割を与えるというのも効果的な
方法でした!
スタッフもパイプ役には本音を言いやすい
ことも多いですし!!
それに、パイプ役は私の状況や性格を
よく理解してくれた上で報告してくれますから
感情的に受け入れやすいですしね!!
どちらにせよ、実際に『報告や相談が
タイムリーに出来ない』というスタッフ達に
話を聞いてみると上司側にも問題が
あると感じている人が多いというのも事実。
部下を変えるのは時間がかかるので
まずは、私たち自身が反応や態度を
変えて悩みを軽減していきたいものですね。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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