【毎日更新ブログ 1878日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
新型コロナの問題が発生してから約1年半が
経過します。
この1年半は特に環境変化のスピードが激しく
苦労されている人、精神的に疲れている人も
多いのではないでしょうか?
新型コロナへの規制や急激な生活スタイルなどの
変化は私たちの食事などの生活スタイルにも
大きな変化を及ぼし
世の中のみなさんと同じように飲食店をはじめ、
生産者のみなさまも色んな苦労をされながら、
変化に対応する努力をされています。
『変化に対応できるもの』は生き残ることができ
『変化に対応できないもの』は淘汰される。
これは、ダーウィンが示したと言われる言葉で
確かに私自身も身をもって体感していること
ですが…
その一方で、どんなに時代が変わっても
守っていきたいものは色々あるものです。
その1つは『食』、『伝統芸能』などを
代表とする『文化』。
現在、台湾人向けに日本の食文化などを
配信する動画を撮影するために、京都を
はじめ日本全国に撮影に行くと
改めて日本にも素敵な文化がたくさん
あることに気づかされます。
そして…
食文化、建築、言葉、伝統芸能・伝統技術
などは、次の世代にも受け継がれていければ
いいなぁ~と思います。
さて…
今日、1日遅れで昨日の日経MJに目を通して
いると、こんな記事に出会いました。
『シンガポール 屋台文化を守れ』
シンガポール在住の谷繭子さんが書かれた
記事によると…
シンガポールが誇る食文化である
『ホーカー』(屋台)がコロナ禍で窮地に
立たされているとのこと。
長期化する外食禁止令やクラスター発生に
よる営業禁止などで不安な状況が長期化し
客足も相当落ち込んでいるそうです。
しかし…
ホーカー(屋台)を運営するのはSNSに
弱い高齢者や資金的に余裕のない人たちが
ほとんど。
いくらデリバリーは可能だといっても
薄利多売の個人店ではデリバリーの手数料を
負担すると儲けがほとんどなくなったり
知名度の高い大手に注文が集まり、個人の
お店には不利で、変化に上手く対応できず、
営業の継続を諦めた屋台も多いそうです。
そこで立ち上がったのが
自身でも中華街で鴨肉の煮込み料理の
屋台を営む、メルビン・チューさん。
メルビンさんはホーカー文化を守るために
Facabook上のグループで『ホーカーズ・
ユナイテッド』というサイトを立ち上げ
各屋台の店主がおススメのメニューの
写真や住所、そして宅配情報などを
無料で掲載できるようにサポートしました。
すると…
特に若い世代のシンガポーリアンから支持を
集め、会員は30万人を超えたとのこと。
SNSに不慣れなホーカーに代わり、お客が
ホーカーの写真や料理などの情報を投稿
して知名度アップに貢献する例も多いそうです。
伝統的な食文化を残したいという
シンガポーリアンの情熱は強く、その方法を
真剣に考えている人も多いんだとか。
この記事を読んで本当に素敵な取り組み
だなぁ~と感じました。
その土地特有の食文化や食材、そして
お祭りや建築物などなど…
それは、その土地の魅力や個性であり、
その個性ある魅力を求めて世界中から人が
集まるわけですからね…
何でもかんでも合理化して、世界中、また
日本全国どこに行っても同じような店で
同じようなものを食べる。
また、日本中どこの駅前に言っても
似たような景色…
というのではあまりにも味気なく
その存在価値時代が失われる
ことになりますからね。
生き残るために変化に順応していくことも
大事な一方で
生き残るために、その国(土地)の独自の
文化はみんなで守っていく
そういう気持ちも必要だと思います。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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