【毎日更新ブログ 1900日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
先日の記事で何かを経験した時。
失敗したこととその理由を振り返ることも
大事だけど、成功したこととその理由を
積極的に振り返りましょう。
そんなお話をしました。
今日は、その点に関してちょっと別角度から。
まず、あなたにちょっと質問したいのですが…
仕事において…
あなたの強みや得意なことってなんですか？
また、
最近、成長したことや成功したことは
なんですか？
と聞かれたらすぐに浮かんできますか？
もしかしたら、この記事を読んでいる方は
リーダークラスの方が多く、前向きで
実績も豊富にある方が多いので、すぐに
出てくるかも知れません。
でも…
あなたの部下に聞いてみると、
どうでしょうか？
少し返答に困る人が多いかも知れませんね。
何が言いたいのか？というと…
人間は、自分の強みや良さに関して、
意外に自分自身では気づいていないことが
多いということです。
例えば、現場で仕事をしているスタッフ
さんを例にとっても…
こちらからみて…
『この人、めちゃくちゃお客様に気を
配れる人だなぁ～』
『お客様を楽しませるのが上手だなぁ～』
『段取りが良く仕事が早いなぁ～』
と感じる人がいても…
それを本人に伝えると…
『えっ？そうですか？』
『これ、普通じゃないんですか？』
と感じる人も多いということです。
謙遜の意味でそう答えているというよりは…
自分の強みや長所に気づいていなかった
という感じの返答。
ですから…
ただ単に『成功したことや成長したことを
思い浮かべて、その理由を考えてみよう』
と言われたとしても…
そもそも、本人たちは『成功した実感』も
『成長した実感』もない人が少なからず
存在するということなんですよね。
では、どうしていけば部下が自分たちの
強みや成長した点に気づき、意識して
強みを強化できるようになるのか？と
いうと…
上司であるあなたが部下をよく観察して
部下の良い点や周りのメンバーの役に
たっているところを言葉で伝えてあげると
いうことです。
自分に自信がない人は、ほめられても
素直に言葉を受け取れない人もいますので
本当にそのスタッフの良いと思う点や
そのスタッフの長所だと思う点を見つけたら
何度も何度も繰り返し伝えてあげて、
その長所をさらに伸ばすように後押し
してあげて欲しいと思います。
また、その行動に再現性を持たせるためにも
『なんでそんなに仕事が早いのか？』
『いつもお客様に気が利く接客が出来て
いるのか？』
を聞き、考えさせる機会を作ってあげても
良いですね！
もし答えが出ないようなら、
あなたが
『あなたは常に整理整頓ができている
から、仕事の効率も良いんだよ！』
『あなたは、お店で仕事をしている時に
人より顔を上げて周りをみながら
仕事しているからお客様が良く見えるんだよ』
などのように、その理由をセットで伝えて
あげると本人も意識しやすくなると感じます。
人は自分自身のことはなかなか客観的に
見れないことが多いものですからね…
周りの人間から長所に気づかせ、伸ばすための
アプローチを積極的にしてあげたいものです。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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