【毎日更新ブログ 1927日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
人には多かれ少なかれ『思い込み』という
ものが存在します。
特に人間関係において『思い込み』が多い
ケースがあります。
例えば、昔の私でいえば…
『みんなとは定期的に飲みに行くくらい
仲が良いからうちのメンバーは人間関係が
良い』
『3か月に1回、じっくりと個人面談を
実施しているからお互いの考えは
理解し合っている』
（すでに3か月に1回で十分だと思っている
時点で思い込みなんですが…）
『誰も悩みや相談をしてこないからきっと
問題ないんじゃないかな？』
そんな風に決めつけながら判断していました。
正直にいうと、自分自身にも余裕がない
時が多かったので
『何も問題が無いと思いたい！！』
『スタッフとの関係性が上手くいっていると
信じたい！！』
そんな風に『勝手な決めつけ』を強化
していたこともありました。
現実問題として…
目の前の仕事で色々やらないと
いけないことがある…
期日までにきちんと売り上げをあげないと
いけない…
そんな状況で、『上手くいかない要素』
に焦点を当てて、必要以上に手間や面倒な
対応をしたくはありませんからね…
『思い込み』というよりも『盲目に
信じたい』と思っていたように感じます。
ただ、その『思い込み』が正しければ
特に問題はないのですが…
時には、ズレているケースも多々見られます。
社長や上司に不安や悩みは打ち明けない
が実は悩みを抱えて転職も考えている
社長からしたら期待の表れで部下に新しい
役職を与え、チャレンジさせている
つもりが、本人にとってはプレッシャーと
ストレスでしかないと感じている
社長は定期的に個人面談で会話をしている
つもりだが、部下からすると社長と
コミュニケーションが図れていないと
寂しさを感じている。
こういう『思い込みのズレ』のことを
心理学の世界では『認知の歪み』とも
いうのですが
『思い込み（認知の歪み）』が強すぎると
時には状況判断を誤り問題に発展する
ことにもつながります。
ではどうすれば良いのか？というと１つの
方法は…
『それって本当に大丈夫なのかな？』
と『思い込み』を1回疑問に感じてみること。
そして、スタッフとの接触頻度を高めながら
状況把握を正しく行う様に務めることです。
接触頻度を高めるというのは、毎日の
挨拶に一言会話をプラスするという
程度でOK！
要は人間の気持ちは日々変化しているので
マメにコミュニケーションを図りましょう。
ということですね。
日々、『思い込み』を過剰に疑っていたら
心がもたないし人間不信になりそうなので
極端な疑いは不要ですが
『何も問題がない』『上手くいっている』と
盲目に信じ込んでいる間に、色んな歪みが
積み重なっていると
やがて雪崩のように問題が表面化する
危険性もありますからね。
『危機管理』の発想の１つとして、
『思い込み』に疑問をもち、
部下とのコミュニケーションをマメに
図ることで状況を改善する。
こういう取り組みは大きなダメージを
防ぐ意味でもとても効果的な発想だと
思います。
『自分の考えや信念』をもつことは
大事ですが…
『自分の思い込みや決めつけ』が
正しいと思い込んでしまうと
正しい状況判断ができないことが
ありますからね。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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